映画「風立ちぬ」 [映画]
前評判は賛否両論だったので、どっちでもよかったんだけど、かみさんと娘が夏休みの最後なので、と見にいったのでついて行ったかんじ。
あれは、年寄りのノスタルジーと妄想の作り出した作品だな。
娘にはさっぱりわからないという評を得たが、僕は年寄りに片足つっこんでるのでおもしろかった。
主役の声優の朴訥さが話題になってたけど、そのこと始まった時点では忘れてて気にならなかった。
あとで調べたんだけど、堀越二郎さんの話なのかと思ってたら、堀辰雄の『菜穂子』って話が混ざってんのか。そっちのほうの『菜穂子』は既婚女性とは。 http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2013/07/post-577.php 宮崎さんの妄想力すごいなぁ
映画「天地明察」 [映画]
決して、宮崎あおいがかわいいから、とかじゃなくて、かみさんが、映画化前に、原作を読んで非常におもしろいと言っていて、映画化に際し、僕以外の家族が見に行くというのでついていったかんじ。
まだ始まって一ヶ月だが、近所のシネコンでは一番小さいところで一日一回だけの上映だった。面白かったのに、やっぱ時代ものは厳しいのかなぁ。観客は、武士の家計簿の時と同じく、僕の親の世代くらいの人がほとんどだった。
http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2010-12-04
ただ、なぜか今回は、うち以外にもう一組、うちくらいの家族連れがいた。
原作が、史実をもとに脚色しているところを、映画化で、より大げさな脚色したようで、それについては賛否両論らしいが、まぁ映画ってそんなもんだし、全体としては、映画の尺に納まって、いい具合の脚本になっていた。
角川映画といえば、「セーラー服と機関銃」をはじめとする僕の中学生の頃の原作レイプ振りを思い出してしまうのだが、最近はわりといい感じ。
映画は映画で、江戸時代前期の天体観測の様子が、うまいこと映像化されてておもしろかった。
前半の幕府の命で全国をまわって北極星を観測するあたりなどは、原作でいろいろ書いてあるらしいので、映画のあとに原作を読むと良いのかもしれない。(というか、読んでみたいけど、今は無理)
あと、宮崎あおいはかわいかった。
映画「武士の家計簿」 [映画]
なるほど。
書籍は、ちょっと話題になったが(読んでない)、映画にしづらい原作だよなー、と思ったがストーリーも作られていて、なかなか面白かった。というか泣けた。
明治10年の回想シーンから始まっているのだが、僕の祖父が明治34年生まれなので、時代劇なんだけど「歴史はつながってるんだなー」という感じがして、ちょっと時代劇が好きになった。成之の孫が、だいたい僕の祖父と同年代なのかな
これは、金沢の人に特に面白いんじゃないの?と思ったが、石川県で先行上映されて人気だったみたいだ。
森田芳光監督って、僕にはアイドル映画の監督ってイメージがあるんだけど、もう60歳なんだなー
http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/12/03/morita/index.html
キャピタリズム [映画]
http://www.capitalismalovestory.com/
大学生の頃には、よく映画を見たが、子どもが生まれてから見た映画って、仮面ライダーくらい?
久しぶりに映画館で映画を見た。僕は、家族で見るなら「アバター」をお勧めしたんだが、かみさんがこっちがいいと。
アメリカの強欲資本主義を記録した記録映画で、ブッシュ政権時代から取材をしていたものを取りまとめたもの。泣けた!マイケルムーアの映画ってこんなに泣けるのか。
アメリカの労働者階級の人も規制のない自由主義経済に疑問を持ち始めているということが、(日本人と同じ感覚だということがわかって)新鮮だった。
日本も、強欲資本主義に片足突っ込んでるので、日本人はみんなこの映画を見るといい!と思った。
ただ、子どもたちには難しくて、チンプンカンプンだったようだ。大人でも 1/4 くらいの人は寝てたらしいので、仕方ない。
マイケルムーアが有名になりすぎて、行くところすべてで門前払いは食らうわ、ウォールストリートでは野次馬に注目されるわ、ワシントンDCで「今、マイケルムーアが目の前にいるんだけど」って奥さんに電話されるわで、そういった所が一番面白いが、取材はさぞや大変だろうなぁ。
マトリックス3部作 [映画]
3週間程前に「マトリックス・リローデッド」を地上波でやってた。あらかた見れた。
その翌週には「マトリックス・レボリューション」をやってた。つい見逃した。
そんな話をしたら、職場の人が2番目と3番目のDVDを貸してくれた。ありがとうございます。
子供たちの相手をしながら合間に「リローデッド」の最初のあたりと、「レボリューション」を一通り見た。
3部作を見たのが間隔開いてるし、真剣に見れないのでさっぱり意味がわからない。
誰が生身の人間で、とか。途中で別の人が同じキャラとして登場するし。
じっくり細かいとこまで繰り返し見たいところだが、今は無理だ。子供たちが相手をしてくれなくなって・・・とか、条件が整うには早くて10年はかかるなぁ。
マトリックスへ通じる入り口が、ダイアル式(パルス回線)の電話で携帯電話のかけらも出ないあたりが、今見ると(iPhone 発売とか言ってるご時世に)もっとも違和感感じるところだな。
ちなみに、うちの子供たちはダイアル式の電話機で電話かけられない。
この映画のキーとなるアイテムを電話機と認識できないだろう。
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [映画]
名作映画とのうわさが高かった映画。
http://d.hatena.ne.jp/asin/B00006K0UK
昨日、TVでやってたので見ました。
あくまでも子供向けギャグ漫画なので、「さっきまで追いかけられてたのに、なんで逆切れしただけで戦闘員は追っかけてこないんだ?」とか、細かいストーリー展開では腑に落ちないところはいっぱいあったんですが、なるほどうわさどおりの映画でした。
こりゃ、予備知識なしで劇場で見たお父さんは泣けて、びっくりしただろうね。
子供もげらげら笑ってるし、こういう映画なら劇場に見に行ってもいい。
ちなみに、大学生のころはかなり映画を見たが、子供が生まれてから見に行った映画は、仮面ライダーと戦隊もののやつと、ポケモン。
最近のクレヨンしんちゃんは、普通の子供映画に戻ってしまったらしいですが、少なくとも、もう一作、「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」
http://d.hatena.ne.jp/asin/B0000DKKVB
も名作らしいので、こっちも見てみたい。
(追記)岡田斗司夫(先生)のネタばれありエントリ↓
http://putikuri.way-nifty.com/blog/2006/10/post_2470.html
幸せの黄色いハンカチ [映画]
また、テレビで「幸せの黄色いハンカチ」をやってる。
最初に見たのは、多分中学校の講堂に映写機を持ち込んでの
学校の行事の一環としての映画鑑賞会だったと思う。
それから、何度となくTVでこの映画を見た。
僕は、寅さんが面白いっていうのはよくわからないんだけど、この映画は面白いね。
しかも、見るからに低予算(感心するほどに)
さすがに、今の日本の映画界でも、この映画を作るぐらいの予算はあるだろうから、
日本で面白い映画が作れないっていうのは、作る予算がないっていうよりは、
こういう地味な映画を単独で上映できるちっちゃな映画館がなくなちゃったっていうことだね。