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ターミナルに図を表示する matplotlib sixel backend を pure python にした [Python]

この時 https://nakagami.blog.ss-blog.jp/2024-09-23
実装した、 matplotlib の sixel backend の表示処理部分を自前で(pythonで)実装することができたので、0.2.0 としてリリースした

https://pypi.org/project/pyplotsixel/0.2.0/

0.1 の時の libsixel を使ったものより表示が遅くなってしまっているが、libsixel をインストールしなくてよくなったから便利になったはず。

256色以下に減色しているが、もっと色数を多くすることができるかもしれないし、もっと速く表示することが(少ないデータ量のやりとりで表示することが)できるのかもしれない。
sixel の仕様まだ良く分かってないが、今はこれが僕の限界。

結局、ここの情報が役に立った
https://zenn.dev/sankantsu/articles/e629c978b02806

自分は、 iTerm2 を使っているが、 VSCode や Windows Terminal プレビュー版でも、最近になって sixel サポートが進んでいるらしい。
DEC がなくなって長いこと経ち、仕様だけが残ったエスケープシーケンスを今になって実装しているのってちょっと不思議な感じがする。
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PyConJP 2024 で LT できた [Python]

昨年は、LT すら事前に Proposal を出して査読を受ける形式だったが、今年は Talk のProposal を提出する期間に LT の募集はなかった。

(これは、当日にテーマを出す形式だな)と思って事前に準備をしていたら、
https://gist.github.com/nakagami/fce934cae71a1d7857548b14a61a4a57
予想通り、3日前に、当日の朝にポストして抽選で選ばれることが公表された。
https://pyconjp.blogspot.com/2024/09/pycon-jp-2024-lightning-talks-pycon-jp.html

LT は、ボックスに入っている紙をくじ引きのように、ランダムに選んだという話を聞いた。
タイトルで、面白そうかどうか判断されてたら選ばれてなかったかもしれない。
他の人は
「当たらないと思って紙を入れておいたけど、あたっちゃったので慌ててプレゼン資料作りました」
って言ってたけど、僕は前日までにはできてた。(もちろん、できるかどうかはわからなかったので、運はよかったわけだけど)

ライブコーディングは、危険で、失敗することが多いのでやらないほうが良いとされているが、事前に(前日までに)練習して、途中で、わざと間違えながら進める経路を用意して、もうちょっと先までコーディングを続けるシナリオも用意していた。時間ちょうどのところで区切り良いところまで来たので終えた。
「あ、間に合わない。頑張って・・・まだやるの・・・。よかったーギリギリ間に合ったー」
という反応で大変盛り上がってので、正直、してやったりというより失敗じゃなくてほっとした。
ちなみに、デモでは、 docker コンテナに pip install する手順だったが、ネットワークの都合で pip でインストールできない可能性を考えて、別途 venv 環境に pip install した環境を作っておいた。

ギリギリ間に合わないならそれも面白いかなと思ったけど、ギリギリ間にあったほうが盛り上がることを体感した。

ライブコーディングは大変盛り上がったが、結局、聴衆は僕が何の話をしていたか覚えてないと思う。
LTが終わった瞬間に
「あれ?なんの話だっけ?」
という声がどこからか聞こえてきてた。
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ターミナルで図を表示する matplotlib sixel backend [Python]

Terminal に画像を表示するやつがあって気になっていた。
matplotlib で、backend を設定すると、色々なデバイスに描画できるので、Terminal にも描画できるようになるのでは? と思っていた。

連休なので調べてみた。

Terminal に画像を表示するやつは sixel というデータフォーマットのエスケープシーケンスを受け付けている。
libsixel というライブラリがある。
matplotlib の sixel に描画する backend は(やはり)あったが、内部的には Imagemagick のコマンドでsixelフォーマットのデータに変換していた。

・・・というあたりがわかってきた

matplotlib backend ではないが、 libsixel を使って画像を描画している例があったので
https://qiita.com/bjam_ha_nai/items/609924c91343a12d6769

それを参考にして libsixel を使った backend が書けた
https://pypi.org/project/pyplotsixel/

libsixel をインストールしなきゃいけなくて、できれば自分で sixelフォーマットに変換できないかなぁ・・・と思ったのだけれども、ここらへん↓を見ると、sixel は歴史があって libsixel は色々頑張っていて、一朝一夕に実装できるものではないな、ということがわかって挫折。
https://qiita.com/arakiken/items/4a216af6547d2574d283
https://togetter.com/li/375434

(追記メモ)256色に減色して、その範囲で表示すれば良いかも

https://qiita.com/Mechanetai/items/4ec988a463fe649a52f9
https://water2litter.net/rum/post/python_pillow_quantize/
https://memomemokun.hateblo.jp/entry/2019/02/02/065337

https://labo-code.com/python/image-analysis/image-to-list/
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兵庫県の百条委員会 [日記]

兵庫県の百条委員会の県知事への聴取の Youtube live の動画、ムカつくと思っても見ちゃう。
見ても何もいいことないのに、何度でも見ちゃう。
ムダな時間を過ごしてしまってさらにがっかりしちゃう。

東京都で猪瀬直樹都知事時代に百条委員会が開かれそうになった時に、石原慎太郎が猪瀬直樹に
「百条委員会で証言しなくちゃいけなくなったらおしまいだから」
と言われて辞職したと記憶している。
それくらい、百条委員会で証言することは大変なことと理解している。

違法であったことを認めると辞職しなくちゃいけないからと思うのか、知事は違法性を認めない。
しかし、もう辞職要求が出そうで、それで辞職しなかったら(辞職しないだろう)不信任案が出され、おそらく、知事は議会の解散を選ぶだろうが、県議会議員選挙後に任期を待たずに失職するだろう。

もし不信任案が否決されたら、次の衆院選で維新の会は大きく票を減らすだろうが、そんなことあるだろうか?
(兵庫県議会の維新の会会派の議員はどのみち次の選挙では当選しないと思って少しでも長く議員をすることを選ぶ可能性はある)

違法かどうかを決めるのは知事ではないので、牛タンクラブは(罰金刑くらいの軽微な罪かもしれないが)なんとか警察の操作が有罪にならないものかと思っている。

東大→総務省→知事と進んだほどの人なので、自分が悪いと思ってなくても、自分の評判が落ちてこれからに不利で、知事の人気を全うはできなさそうなので、とっとと謝って辞職した方が得とは思わないんだろうか?
最初に百条委員会に証言する前には、
「厳しい知事だけど頑張っていうのでは?」
と言っている人もいたので、この時点で辞めた方が良かったのではないか?

「総務省出身は、(特に悪評が立って総務省と交渉するような仕事ができなければ)再就職先はないので知事の地位にしがみついている」
と言っている人もいる。そうだとしたら、せっかく東大まで出たのに寂しい話だな。

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vi と私 [日記]

vi を使い始めたのは、新卒で会社に入った時。
たまたま、 UNIX ワークステーションのソフトウェアを書く部署に配属されたからだった。

部署内は UNIX ワークステーション(HP-UX 9.0)と PC-98 にイーサネットボードを付けた MS-DOS が TCP/IP で繋がれていて、
先輩達は MIFES で編集したテキストを FTP で put していた。

UNIX ワークステーションは速くて、画面も大きくて、 X Window System が動いていて、
何よりも、端末が空いていて X の端末だったらいつでも使えた。
ワークステーションでコード書こうと、ちょっと練習したら vi は、割とすぐ使えるようになった。

その代わりに、vi以外のエディタが使えなくなった。

以来、 vi クローンの使えない環境がなかったので、ずっと vi クローンを使っている。
(考えてみると、最初に経験した HP-UX の vi だけ、本物の vi だったな)
Windows で gVim を使っている期間も長かった。

vim を使っていることを奇異な目でみられない時代になって良かった。

現在使っているのは実際には vim であることは知っているが、vi の機能しか使ってなくてカスタマイズもしないようにしてる。

自分の同年代より下、少なくとも 10歳くらい下までは、大学で専門教育を受けた人は Emacs 使いが多かった。
大学のコンピュータールームや研究室で大学院の先輩に布教されて Emacs 使いになった人達。
僕が vi を使っていて、 Emacs の使い方を全く知らないのは、専門教育を受けていない証としてコンプレックスになっている。

結果として vi (vim) を使っているだけなので、若者に vim にお勧めはしないが、
vim が禁止されて VSCode を強制される時代(環境?)がまだ来ていないのはありがたい。
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早期退職 [日記]

この頃に数ヶ月に一回集まっていた同年代の人たち
https://nakagami.blog.ss-blog.jp/2012-06-03-1

徐々に人が減って、何かのきっかけで数年に一回の集まりになってしまった。
最後に集まったのは去年。
https://nakagami.blog.ss-blog.jp/2023-08-26

Facebook の誕生におめでとうのやり取りから、T さんは、4月から休職して暇してると知る。
「何?病気?」
と思ったのだが、

(上記、2回のブログエントリーで書いてて忘れていたのだが)予定通り55歳で早期退職するために、4月から9月まで再就職のための勉強に当ててくださいということで休職なんだそうな。
勉強はしてないそう。
乃木坂のライブに行ったり、ギターを買ったりしている。昨年だったかに(初めて)車も買っている。

55歳で独身で早期退職で悠々自適に引退生活、羨ましいかどうか考えているが、とにかく自分はまだまだだなと思っていたのに、自分より若い人が現役を引退しているのに少しショックを受けている。
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歴史は今日も時を刻んでいて100年は短い [家族]

今日は、関東大震災から101年。

高校卒業まで一緒に暮らした祖父が、関東大震災の後に湘南電車の保線のアルバイトをしにきたのも101年前ということになる。
102歳まで生きてくれたので、自分の子供達に会わせることができた。
もしかしたら、子供達は 22世紀まで生きるかもしれない。

今年は終戦79年だそうだが、自分が生まれたのは戦後22年で、今思うと子供の頃ってついこの前まで戦争だったんだな。
最近は、8月にテレビに出てくる「戦争の語り部」っていう人は戦争の経験者はおとんどおらず、いたとしても、物心ついてない人ばかりになった。

あと21年で、戦後100年になる。100年って意外と短いな。
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プログラマーの仕事がある時代でよかった [日記]

以前に、どういう話の流れだったか忘れたけれど
「もう、今の仕事できなくなったらコンビニでバイトくらいしかないよ」
って言ったら、 takanory さんが間髪入れず
「nakagami さん、コンビニのバイトできるわけないでしょ!」
って言われたことがあった。

「確かに!」

僕も、自分で「コンビニで・・・」って言ってるあたりで、(でも、コンビニでやる仕事って色々あって難しそうだよなぁ)なんてこと考えてたけど、やっぱそうだよね。

考えてみると、看護、介護、宅配、飲食の接客・・・自分にはできなさそうな仕事ばっかりだ。
プログラミングって、機械設計や建築設計とも違っていて、今の仕事程度にうまくできる仕事がある気がしない。

プログラマーの仕事が広く一般にされるようになったのは 1980年代後半くらいから?
有史以来、父親の世代までは存在しない職業だったので、働く時期が1990年代以降でよかったよ。
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誕生日を迎えたプログラマー [日記]

おととい 57回目の誕生日を迎えた。まだプログラムを書いている。

大学を卒業する頃は、パソコン少年の成れの果てで、K&R の C言語の本を読んで理解できるがプログラミングは全然できないという状態だった。
もうこれは就職して職業として無理やり書かないと書けるようにはならないんだなと思った。

子供じみた考えで就職したときは、3年くらいで挫折するかもと思っていた。
挫折しなくても5年もしたらプログラムを書くこと自体は飽きるんだろうと思っていた。

まさか、この歳までこんなにプログラムを書いているとは思わなかったし、もっと驚くことに、まだ飽きていない。
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サーバー維持コストが低ければ続けられるサービス [日記]

デイリーポータルZ が、サーバー代が100万くらいだったのが 6万6000円になって黒字化
https://dailyportalz.jp/kiji/DPZ-semi-annual-report-20240801

おそらく100万だったのはこれ
https://classmethod.jp/cases/itscom/

可用性とかスケーラビリティーとか考えたら、 AWS のはよくある感じで、決して悪い感じではない。
ただ、ぞれだとサイトが維持でき買った。
GMO ペパボのサーバーは、おそらくはホスティングに近いもので
バックアップとかスケールアウトとか、いざという時の課題があるんだろう。
僕も、自分の金でなければ AWS の案で、
「これぐらいのサーバー代払えないと継続する意味なし」
と思ってただろう。
ただ、自分で払うんだったら、6万6000円がいいな。

世の中には、採算の取れなくなって閉じたソシャゲが数えきれないほどあるが、
きっとサーバー代が 6万6千円だったら続けられて、担当したディレクターやエンジニアの経験になったろうものがあるんだろうな。
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