アネハと私

みんな知らんふりしてるから悪いけど、やっぱり構造設計で強度を偽装した人が一番悪いよねぇ、偽装する人がいなかったらあんなことにはならなかったわけだし・・・
と、周りの SE の人たちと話してたんだけど、でも、いざ自分が仕事で同じような無理難題言われたら？
（構造設計しろとは言われないけど）と考えると、
「絶対おかしい設計でプログラム作れって言われたらどうする？」
「パラメータが足りないから、ちゃんとした結果が出ないはずだけど・・・っていうやつとか」
「あと、予算や納期が全然足りないとか」
「めちゃめちゃな基本設計で、この基本設計にしたがって詳細設計→実装をしろとか」

一度は「これ以上は無理です」って言って、それでもやれって言われたら・・・
＃んでもって、断ったら仕事が十分の一になったりしたら・・・
なんか、よくある話しだよなぁ。そして私も姉歯さんといっしょだ。
（幸い、今は何でも屋でヒアリングからコーディングまで自分でやるから、そんなにひどいことにはならないけど）

構造設計と違うのは、その危険性が目に見えてはわからないとか、
損害が個人に（しかも数千万円単位で）及ばないとか、でも本質は一緒だな。

と思っていたら、ちょうど、スラドで納期を守る裏技という話が出てた
http://slashdot.jp/askslashdot/05/12/22/1033227.shtml
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/career21/data21.html

それにしても、昔に比べていろいろ開発ツールやミドルウェアができて同じ要件なら以前より
速く作れるようになっていると思うのに、「始める前から間に合わない」っていうのがますます多くなってるような気がする。
うーむ。

UFJ と東京三菱銀行のシステムの統合が延びたと聞きます。
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/12/2005122001001640.htm
とってもいい傾向（無理なら納期が延びる）だと思います。

家庭用冷蔵庫の資金繰り

義母がお買い物をするというので、一家で近所のヤマダ電機に付いて行った。
我が家の冷蔵庫が古いので、そろそろ買い替えかなーなんて、下見をしてたんだけど、
今週なら、これが XXXXX 円（広告の品）です。と、お店のおじさんがプッシュしてきた。
なんか、我が家にはちょうどよさげなスペックなんだけど、
今週つっても、もう一回わざわざ来るのは面倒だし、今日はお金持ってきてないし・・・
と思ったら、お店のおじさんは５千円だけ内金入れてくれたら後は冷蔵庫持ってった時に
払えばいいとのこと。
んじゃ、そうするか・・・と思ったときに、かみさんは５千円すら持っていなかったらしく、
「５千円ある？」と私に聞いてくる。
「あるよ」といったものの、そのとき１万ちょっとしか持ってなかった。
お店の人に１万円札を渡すときに
おじさん「はい、じゃ一万円、えっと（・・・全部を内金でいいですか？）」
私「5000円で（おつり下さい）」

うーん。恥ずかしかった。

支払いは出来るだけ遅らせる（そして、得られるメリットは出来るだけ早く享受する）というのが会社経営の基本。つくづく経営者には向かないと思った。金持ちにはなれんね。

そんな話を職場でしたら、その場に居た人のお兄さんは車を買うときの内金として 500円払ったそうな。
尊敬する。

zope.jp 落ちてる？

昨日から
http://zope.jp/
http://wiki.zope.jp/
に繋がらないんですが・・・

上のサーバーは、 http://ml.zope.jp/ とは別で、結局上の１台が落ちてるだけなんだと思うんですが・・・

落ちてるのはいいとして、どうしてだれも何もいわないんでしょう。
ひっとして、本当にみんな気づいてないんでしょうか？？？
それとも、私だけ見えてないのか？

11/23 9:27 追記
http://ml.zope.jp/ も見れなくなってしまいました。
ping ml.zope.jp も通らないので ML の配送もできてないんでしょう
今、見えるのは http://new.zope.jp/ だけ

11/24 9:00 追記
http://ml.zope.jp/ は見れる。11/23 の情報はガセだった模様？
http://zope.jp/ は引き続き見えず。

11/28 9:00 追記
復旧。週末のいつの時点で復旧したかは不明。
いまのところアナウンスなし

さらに追記（アナウンスあった）
http://ml.zope.jp/pipermail/zope-users/2005-November/005582.html

分業

最近、CISCO だの Windows Server だの SAN だのでエンタープライズなんやらの SIer
とか、ブレードサーバーがどうこうというミーティングに客側の立場として参加させていただいている。
一応、私もITのプロ・・・なんだとおもうけど、そこに来ているベンダーさんたちの商品知識やら
構築スケジュールの引き方（プロジェクトのまわし方）を見ていると、私なんか素人同然で、
自分はもうプロとしては通用しないんじゃないかと不安になってくる。

しかし、そういう人たちでもプログラムを書けるかどうかという観点から見ると素人同然らしい。
私が就職した環境では、「コンピューターに詳しい人＝プログラミングに詳しい人」
だったので、なかなかイメージしづらいが私の想像以上にプログラミングを知らないITのプロが
いっぱいいるらしい。別に、これは悪い意味で言っているのではなく、分業化が進んだということ。
確かに、売り物のOSと売り物のDBとパッケージで売ってるアプリケーションを組み合わせれば
やりたいことの大体のことができる、というわけで、もはやIT業界でプログラマってのはかなりの
少数派のような気がする。

私のことを　PCに詳しいと思って Word や Excel の使い方を聞いてくる人がいるが、
そういう人に限って、わたしより Word や Excel の使い方に詳しかったりする。
＃私、あなたのやってる修正履歴を表示するやりかたすら知りません
・・・えっと、Excel のマクロの作り方や、罫線の引き方を知らなくてもプログラムって作れるんです。

そういえば、そんな会議の中では、ことあるごとに「それは、ベンダーのサポートは受けられるか？」
という話が出てくる。
その場合、実際にうまく動くかどうかはあんまり関係なくてサポートが受けられるかどうかが問題になってくる。
サポートって何？って気もするが、
そんな会議の中では Zope とか Firebird とかの言葉が出てくる余地がまったくない。
当然、FreeBSD もありえない（だれもサポートしてくれないから）が、Linux は RedHat という
キーワードと一緒に出てきたりする。その点 Linux ってすごい。

まだ卒業してない夢

今朝、子供が居るという現実はそのまま、大学の最終学年なので単位を取らなきゃ・・・
という夢を見た。悪夢だった。
なんだか分からないけど、「子供を育てながら単位取れるかなぁ・・・」とか考えてた。

そういえば、以前にも、就職しているのに卒業してないので単位を取らなきゃいけない
っていう夢を何度か見た（そのときは、子供はいなかったけど）。

大学を出るまでには、資格もいくつか取ったが卒業してからは資格はまったく取っていない。
いや、試験を受けていないといったほうが正しい。

子供の頃、私の母親が「テストの勉強で苦しむ夢を見る」と言っていた（今でも言ってる）。
生徒・学生の頃はテストなんて日常だったので、自分はそれほど苦しんでいる気がしなかったが、
いざ、試験から解放されてみると、もう試験勉強は御免だと思ってしまう。
＃大学卒業の時に取得した資格試験の勉強が大変だったからそれ以降のことなのかも知れない

そういえば、先日、仕事を辞めて MBA を取るためにイギリスに留学する、という人がいた。
以前なら、少しはうらやましいと思ったはずだが、今は「それだけは、ご勘弁を」と思う。
（それだからこそなのかどうか）留学する人は立派だと思うが・・・

時々、子供たちに
「大人はいいぞぉ。テストを受けなくてもいいんだから。」と心の中でつぶやいている。

変な省略形と誤用

・「SQL Server」を「SQL」って言うのはやめよう
・「Upload」や「Update」を「Up」って言うのはやめよう
・「JavaScript」のことを「Java」って言うのはやめよう
・「ほぉむぺぇじ」とか「ヒット・ポイント」のことを「HP」って書くのはやめよう
・「ERPパッケージ」のことを「SAP」って言うのはやめよう（別に言わないか）
・単なる spam のことを「ウイルスが送られてきた」って言うのはやめよう
・プログラマーのことを「SE」って言うのはやめよう
・国産牛のことを「和牛」って言うのはやめよう

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大学のときに「獣医生理学実習」とか「獣医生理学」という講義があった。
学生や先生は「生理」と省略して呼んでいた。
＃「獣医解剖学」は「解剖」、「獣医病理学」は「病理」って感じ
で、仲間内ではなんとも思ってなかったんだけど、考えてみたら通学途中の小田急線で
「今日生理ないんだって・・・」なんて男同士で話してたわけだから、周りの人はどう思ってただろう。

デカレンジャーのウメコが NHK 教育に

デカレンジャーのデカピンク（＝ウメコ）が、今日から始まったNHK教育の
「ニャンちゅうワールド放送局」（日曜日 17:00～）に出ている。

髪型がかわったので、全然わからんかったが、かみさんが、声がウメコだという。
確かにそういわれると・・・。
デカレンジャーの時は、どっちかちゅうと、ジャスミンのがかわいいと思っていたが、
NHK教育に出ている感じは、なかなかかわいい。
かんさんが、「それにつけても、おおウメコよ」というのもわかる気がする。

つーか、本人の blog あり。芸能人もたいへんだねぇ
http://blog.livedoor.jp/mika_kikuchi/

ゲーム脳の森先生と 打ち切りになったTV番組「ウルトラ実験隊」

日大OBであることを決して隠さない私。
「日大の大学院を出て分数の計算ができない人がいたよー」と言われて、
「しょうがないよねぇ。日大だもん」なんて言って笑っている。

自虐ネタには事欠かない日大で良かったと思っているが、
正直、森教授は、日大OBとしてかなり恥ずかしい。
http://slashdot.jp/articles/05/02/26/1219202.shtml

面白がって「ゲーム脳」の本を買っちゃおうかと思ったが、
ここらへんを読むと、
http://allabout.co.jp/game/gamenews/closeup/CU20030430A/
あまりにむかついて、わずかでも印税が入るかと思うと、
そして何より、森教授が「受けている」（お笑いでなく）と思うかと思うといやなので、
本を買うのは止めておいた。

大学では、多少なりとも生き物のことを勉強したので、生き物（人間を含む）
を使った実験で、かなりトンデモなものがあることや、
小学生の夏休みの自由研究以下のものがたくさんあることは理解できる。

正直、森先生のような人がいて、教授になっているのはわからんでもない。
#日大には、日大しか知らない先生も結構いるしね・・・日大万歳

しかし、それを素晴らしい説だとして講演の話がいろいろ来ているというのは、
「おぃおぃ、みんな大丈夫か？」と日本の将来にかなりの危機感を感じている。

明け方のTVショッピングには、かなりずるい体験談（決して実験結果ではない）
の商品がかなりある。なんとか、取り締まれないもんかと思う。
ペットなどの動物を扱ったTV番組の実験も、とても見ていられないものが多い。
（我が家では、そういう「かわいい動物」のTV番組は見ない）

一方で、先日、やらせ問題で打ち切りになってしまった、テレビ東京の
「ウルトラ実験隊」は非常に良い番組だった。子供も楽しみにしていたので実に残念だ。
何とか復活しないかなぁ。
取材Vを実験Vに編集しなおすぐらいの、１回のできごころのやらせなんて、
いい加減で恣意的な実験に比べたら無問題。
最終回は、急遽決まったため撮り貯めたVを（打ち切りになったために大放出して）
編集したためか、実験の内容ももりだくさんで非常に良かった。

三菱マテリアルのソフトウェア戦略

ソフトイーサ CA 1.1
http://it.nikkei.co.jp/it/news/index.cfm?i=2005020603776j0
>問い合わせ件数は増えているが、契約にはいたっていないという。
そうそう。問い合わせするのと実際に買うのは雲泥の差だよね。
よっぽどのアドバンテージがないとパッケージでお金をいただくのって
大変だろうなぁ。

なんでソフトイーサを三菱マテリアルが？とおもったけど、
そういえば、三菱マテリアルが金を掘り当てるゲームを作るというニュースが
あったような・・・

ここにそれっぽりプレスリリースがあったけど、結局発売されたの？
http://www.fabnet.co.jp/top/03_contents/release01.html
（↑タイトルが Welcome to Adobe GoLive 5 になってるし・・・）

あった、これだ（子会社だった模様）
http://www.itmedia.co.jp/games/gsnews/0210/26/news02.html
http://kyoichi.mods.jp/ps2/soft/slg/ingot79.html
#マニア向けだった模様（笑）

おや、三菱マテリアルは未踏ユースにも顔を出しているぞ
http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/2004youth/koubokekka.html
あぁ、だからソフトイーサの商品化をしたのか

IT業界の異端児(?)三菱マテリアルは、今後も注目したい。

実証実験

最近「実証実験」という言葉をよく聞く。
http://news.google.co.jp/news?hl=ja&ned=jp&q=%E5%AE%9F%E8%A8%BC%E5%AE%9F%E9%A8%93&btnG=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%A4%9C%E7%B4%A2

最初は、「うまくいくかどうか、確かめてから本格導入というほうが結局お金を節約できる」
と、よいことだと受け止めていた。
しかし、最近は「実証実験」というのは「うまくいかなくても許してね」という意味だということがわかってきた。

今では、税金を使った実証実験というのはつまり「無駄遣いをします」といっているように聞こえる。