Samba3 でファイルの共有 [FreeBSD]
プリンタ共有とか、アカウントの統合とか、ドメインに参加とか難しいことはおいといて、最低限、Windows とファイルを共有するためのインストール&設定に関する作業メモ。
FreeBSD 6.1 と、最近の ports を使って・・・
[libiconv のインストール]
# cd /usr/ports/converters/libiconv
# make WITH_EXTRA_PATCHES=yes install
で、うまくインストールできると、
$ iconv -l | grep EUCJP-MS EUC-JP-MS EUCJP-MS EUCJP-OPEN EUCJP-WIN
となるはず。
[Samba3 のインストール]
# cd /usr/ports/japanese/samba3
# make config
で、
・UTMP
・PAM_SMBPASS
・PORT
をチェックの後、
# make install
[smb.conf の記述]
# cp /usr/local/etc/smb.conf.sample /usr/local/etc/smb.conf
して、以下のように修正
$ diff smb.conf.sample smb.conf 26c26 < workgroup = MYGROUP --- > workgroup = WORKGROUP 158,160c158,160 < ; display charset = koi8-r < ; unix charset = koi8-r < ; dos charset = cp866 --- > display charset = EUCJP-MS > unix charset = EUCJP-MS > dos charset = cp932
[/etc/rc.conf の修正]
samba_enable="YES"
の1行を追加。
ここまでで、再起動。
[smb アカウントの追加]
既に存在する(もしくはあらかじめ adduser で作った) UNIX のアカウント foo について
# pdbedit -a foo
で smb アカウントを作成。この時パスワードも聞かれるので適当に設定。
この時点で、UNIX アカウント foo のパスワードと smb アカウント foo の
パスワードは異なる。
/etc/pam.d/passwd に
password sufficient /usr/local/lib/pam_smbpass.so migrate try_first_pass nullok
という行を追加すると、passwd コマンドで UNIXパスワードを変更する時に、一緒に samba アカウントのパスワードも変更される。
とりあえず、自分の使う範囲で不便ないようにするには、こんなとこだろう。
Firebird を ports からインストールしてみた [FreeBSD]
久しぶりに、 Firebird をインストールしようとしたら、以前と少し変わっていた。
忘れないうちに、今日の作業メモ。
今日の時点では、下記作業の結果として FreeBSD 6.1 に Firebird 1.5.3 が入る。FreeBSD の人だけでなく、Classic Server 版をインストールして動かす人は参考になるかも。
/usr/ports/databases/firebird-server
/usr/ports/databases/firebird-client
という2つの ports がある。
firebird-client を make install すると、ヘッダーファイル、ライブラリと isql 等のクライアントのコマンドがインストールされる(らしい)。
firebird-server を make install すると firebird-client に加え、サーバー側のコマンドや環境がインストールされる。今回は、サーバーをインストールするので・・・
$ cd /usr/ports/databases/firebird-server $ sudo make install
で ports をインストールすると、一番最後のところで
「/etc/services に以下の行があるか確認しろ」と出る。
gds_db 3050/tcp #InterBase Database Remote Protocol
6.1R をインストールしてたら、あるはず。
そして「/etc/inetd.conf に以下の行を加えろ」と出る。
gds_db stream tcp nowait firebird /usr/local/sbin/fb_inet_server fb_inet_server
これは入ってないはず。
それから、gsec で SYSDBA のパスワードを変えることを、とってもお勧めされる。
BSD/Linux/Unix 系の場合は、super user が透過的に Firebird の管理者として扱われるので、スーパーユーザーの権限が持てる人であれば、SYSDBA として gsec を起動しなくても
# gsec GSEC> modify SYSDBA -pw newpassword GSEC> quit
で SYSDBA のパスワードが変更できる。
/usr/local/etc/firebird に firebird.conf や aliases.conf といった設定ファイルがある。
/var/db/firebird に security.fdb や firebird.log が置かれるようになっている。
/var/db/firebird は、ユーザー firebird の所有になっているので、デフォルトの権限設定で /var/db/firebird にデータベースを作ることができる。
/usr/local/etc/firebird/firebird.conf で
RootDirectory = /var/db/firebird
としておくと良いかも。
(inetd の話の補足)
Classic Server を inetd から起動することになるので、/etc/rc.conf に
inetd_enable="YES"
の1行が必要。
/etc/hosts.allow に 、たとえば
fb_inet_server : localhost:allow fb_inet_server : ALL:deny
と入れておくと、localhost からの接続しか受け付けなくなる。
uim-fep の最低限のキーバインド [FreeBSD]
1コ前の続き。
uim-anthy (や、そのキーバインド)についてはここらへん↓をあとで見ておくように→自分
http://anthy.sourceforge.jp/cgi-bin/hikija/hiki.cgi?UimAnthy
http://www.ice.nuie.nagoya-u.ac.jp/~h013177b/uim-fep/hiki.cgi?%BB%C8%A4%A4%CA%FD
とりあえず最低限の uim-fep のキーバインド(Wnn と同じ)
Ctrl+J: FEP の ON/OFF
Ctrl+F: 次の文節
Ctrl+B: 前の文節
Ctrl+O: 文節を1文字伸ばす
Ctrl+I: 文節を1文字縮める (1コ前のエントリーの .uim の定義が必要)
Ctrl+N: 次候補
Ctrl+P: 前候補
コンソールだとファンクションキーの入力がエスケープシーケンスに変換されちゃうからなのか F6~F10 に相当する機能が利かないみたい。(Virtual PC 上で動かしてるからかも)
FreeBSD のコンソールで漢字の読み書き [FreeBSD]
以下、作業メモ。
手っ取り早く、コンソール画面で日本語の表示/入力するために。
FreeBSD 6.1 を kernel-developer でインストール
/etc/make.conf に
WITHOUT_X11=yes
と書いておいて、以下の ports を make install
/usr/ports/japanese/anthy /usr/ports/japanese/uim-anthy /usr/ports/japanese/kon2-16dot /usr/ports/japanese/less /usr/ports/japanese/jvim3 /usr/ports/japanese/w3m
/usr/ports/japanese/kon2-16dot/pkg-descr に 30行表示にする kon.cfg の修正方法あり
ホームディレクトリに .uim というファイルを作り
(define default-im-name 'anthy) (require-module "anthy") (define-key anthy-shrink-segment-key? '("tab" "<IgnoreCase?><Control>i" "<Shift>left"))
と書くと、 IM が Anthy になって(これ書かないと、デフォルトは SKK)
$ kon $ uim-fep
で、とりあえず Anthy のデフォルトのキーバインドで、漢字が入力できる。
(CTRL+J で FEP ON/OFF)
vim のソースにパッチをあてて、コンパイルすると UIM との連携がうまくいったりするみたい
http://www.ice.nuie.nagoya-u.ac.jp/~h013177b/uim-fep/hiki.cgi?vim%A4%C7%BB%C8%A4%A6
だけど、とりあえず今回は、手っ取り早い方法を選択。
初心者向けに、念のため書いておくと、環境変数 LANG を設定しておく
例えば、ログインシェルが /bin/sh の場合、 .profile に
LANG=ja_JP.eucJP export LANG
を追記。
次のエントリーへ続く。
/rescueディレクトリ [FreeBSD]
その昔(長い歴史から言えばほんの少し前) FreeBSD の /sbin のコマンドが
それまでのスタティックリンクされたものから共有ライブラリにリンクされたものになった。
http://journal.mycom.co.jp/news/2004/01/13/008.html (5.2 かららしい)
PAM や NSS モジュールと連携するとか、ライブラリに対するセキュリティアップデートが
/sbin のコマンドにも反映されるとか言うのがその理由だったと思うけど、
「それじゃ、共有ライブラリのファイルが壊れちゃったりしたような時に困るだろう!」
という声が多く寄せられたらしい。
その時は「HDD に障害が起きて、/sbin のコマンドをシングルモード操作するのなんて、 HDD の信頼性が低くてとっても高価だった太古の昔の話だろ?そんな不安定な状態の HDD からデータを復旧なんて、今時あり得ないよ。」と思ったんだけど・・・
世の中は libc を消してなんぼらしい
http://somethingred.dip.jp/blog/575
・・・まだまだ未熟者でした。
#500km 離れてどうやって接続していたか知りませんが、ssh とかだったら、
#シングルユーザーモードにしてたら(デーモンは終了しちゃうので)そのままサヨナラでしたね
結局、FreeBSD では、ライブラリをスタティックにリンクした緊急用のコマンドが /rescueに用意されることになった。
(今回初めて)見てみたら ls も 入っているので /rescue/ls すれば、どんなコマンドが使えるか分かる。vi までも入っているので、/rescue の中のコマンドで大概のことは出来るな。
あとはrescue の綴りを忘れないようにするだけだ。
FreeBSD で Samba3 + LDAP [FreeBSD]
現在、この本↓を読んでる途中なんだけど、Samba と LDAP が判ってきそうな予感(確証はなし)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774121967/250-4979149-1965831
(今まで、よくわかってなかったのかよ→自分)
思いついたので、参考になりそうなところを調べてみる。
以下の2つがとても参考になりそう
【FreeBSD 5.3】OpenLDAP の設定
http://www.abk.nu/~nabe/document/openldap.htm
【FreeBSD 5.3】Samba 3.x + OpenLDAP による PDC の設定
http://www.abk.nu/~nabe/document/samba3.htm
その他参考もここにメモって置く
OpenLDAPのインストール
http://www.g-ninja.net/freebsd/openldap.html
FreeBSD - samba3の導入
http://park1.wakwak.com/~ima/freebsd_samba3.html
FreeBSD 5,6 で Samba 3
http://www.gulf.or.jp/~too/freebsd/samba3.html
OpenLDAP について、上の情報はすべて 2.2 (Samba LDAP の書籍は 2.1)をベースにしたものだけど、2.3 の新機能については↓の本に書いてあった
http://blog.so-net.ne.jp/nakagami/2006-04-17-1
(Linux ですが、高橋さんが VMWare のイメージなんか作ってくれてるんですね)
Samba + LDAP の VMware 仮想ディスク(Debian Sarge)
http://damedame.monyo.com/wiki/wiki.cgi?page=Samba+%2B+LDAP+%A4%CE+VMware+%B2%BE%C1%DB%A5%C7%A5%A3%A5%B9%A5%AF
FreeBSD 6.0 → 6.1 と portupgrade [FreeBSD]
FreeBSD 6.1 がリリースされたようだ。
そういえば、うちに 6.0 の環境があるなぁ・・・
6.0 から 6.1 にするのは、/etc/group に
audit:*:77:
を加えて、kernel と world を build & install すればいいみたい。
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=315160&cid=935725
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50487939.html
ちゃんと mergemaster しろ!って話は必ず出てくるけど、
正直、mergemaster は、よくわかんないんだよねぇ(置き換えていいのかどうかとか)。
port を最新にする話も、うちにある本とかでもやり方書いてあるけど、結局その場でいろいろ考えないといけないし、カーネル&ユーザーランドも含めて、最近は無理に最新を追っかける気がしなくなってる。年くったのかもしれない。
最近わかってきたのは正しいやり方はこれ↓だけど、みんな適当にはしょってるってこと
http://www.jp.freebsd.org/www.FreeBSD.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/makeworld.html
起動しさえすれば何とかなるんだから(いざとなれば再インストールとか)、自分で使う分にはあまり生真面目に考える必要ない・・・と。
一応、あとでみる・・・かもしれない cvsup とか portupgrade の話をメモって置く
http://home.catv.ne.jp/dd/t_robot/computer/FreeBSD/cvsup.html
http://home.catv.ne.jp/dd/t_robot/computer/FreeBSD/portupgrade.html#portsdb
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=315160&cid=935737
FreeBSDの公式Java JDK/JRE 1.5バイナリがリリース [FreeBSD]
SCIM + Anthy [FreeBSD]
現在、FreeBSD では、FreeWnn を使ってますが、
#と言いつつ、最近 FreeBSD は、CVS リポジトリ置き場としてしか使ってませんが。
Fedora Core 5 では、デフォルトで SCIM + Anthy なんだそうで
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=307456&cid=905672
こだわりは無いので、みんなが使ってればそれになびいちゃうんでしょう
・・・次にインストールする時には
んでもって、本題。FreeBSD の ports の話
http://bakuretsu.atso-net.jp/bakuretsu/freebsd/anthy-fbsd54.html
http://d.hatena.ne.jp/bellbind/20051107/1131370978
http://tom016.cocolog-nifty.com/blog/2005/12/post_5dd1.html
sitecopy [FreeBSD]
単なる覚え書き(CVS より、Subversion の方がいいよ!とか言わないで)
FreeBSD の場合は、
# cd /usr/ports/www/sitecopy # make install
で、インストールは完了。
.sitecopyrc という設定ファイルを、ホームディレクトリに作成
site zopememo server xxx.yyy.zzz.ne.jp <----------- FTP サーバー protocol ftp username nakagami <----------- ログインID password XXXXXX <----------- パスワード local ~/zopememo <----------- ローカルのディレクトリ remote /public_html/ <----------- FTP サーバーのディレクトリ checkmoved permissions all exclude CVS <--- ローカルのディレクトリで対象から除外したいもの(あれば)
$ chmod 0600 .sitecopyrc $ mkdir .sitecopy $ chmod 0700 .sitecopyまずは、
$ sitecopy -acで、現在の状態を .sitecopy に反映 以後、
$ sitecopy -auでアップロード(データの同期) http://www.geocities.com/SiliconValley/Program/1018/linux/sitecopy.html http://www.machu.jp/b/SiteCopy.html