SSブログ

/rescueディレクトリ [FreeBSD]

その昔(長い歴史から言えばほんの少し前) FreeBSD の /sbin のコマンドが
それまでのスタティックリンクされたものから共有ライブラリにリンクされたものになった。
http://journal.mycom.co.jp/news/2004/01/13/008.html (5.2 かららしい)
PAM や NSS モジュールと連携するとか、ライブラリに対するセキュリティアップデートが
/sbin のコマンドにも反映されるとか言うのがその理由だったと思うけど、
「それじゃ、共有ライブラリのファイルが壊れちゃったりしたような時に困るだろう!」
という声が多く寄せられたらしい。

その時は「HDD に障害が起きて、/sbin のコマンドをシングルモード操作するのなんて、 HDD の信頼性が低くてとっても高価だった太古の昔の話だろ?そんな不安定な状態の HDD からデータを復旧なんて、今時あり得ないよ。」と思ったんだけど・・・

世の中は libc を消してなんぼらしい
http://somethingred.dip.jp/blog/575
・・・まだまだ未熟者でした。
#500km 離れてどうやって接続していたか知りませんが、ssh とかだったら、
#シングルユーザーモードにしてたら(デーモンは終了しちゃうので)そのままサヨナラでしたね

結局、FreeBSD では、ライブラリをスタティックにリンクした緊急用のコマンドが /rescueに用意されることになった。
(今回初めて)見てみたら ls も 入っているので /rescue/ls すれば、どんなコマンドが使えるか分かる。vi までも入っているので、/rescue の中のコマンドで大概のことは出来るな。
あとはrescue の綴りを忘れないようにするだけだ。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント