SSブログ

Firebird を ports からインストールしてみた [FreeBSD]

久しぶりに、 Firebird をインストールしようとしたら、以前と少し変わっていた。
忘れないうちに、今日の作業メモ。
今日の時点では、下記作業の結果として FreeBSD 6.1 に Firebird 1.5.3 が入る。FreeBSD の人だけでなく、Classic Server 版をインストールして動かす人は参考になるかも。

/usr/ports/databases/firebird-server
/usr/ports/databases/firebird-client

という2つの ports がある。
firebird-client を make install すると、ヘッダーファイル、ライブラリと isql 等のクライアントのコマンドがインストールされる(らしい)。
firebird-server を make install すると firebird-client に加え、サーバー側のコマンドや環境がインストールされる。今回は、サーバーをインストールするので・・・

$ cd /usr/ports/databases/firebird-server 
$ sudo make install


で ports をインストールすると、一番最後のところで

「/etc/services に以下の行があるか確認しろ」と出る。

gds_db          3050/tcp  #InterBase Database Remote Protocol

6.1R をインストールしてたら、あるはず。

そして「/etc/inetd.conf に以下の行を加えろ」と出る。

gds_db stream tcp nowait firebird /usr/local/sbin/fb_inet_server fb_inet_server

これは入ってないはず。

それから、gsec で SYSDBA のパスワードを変えることを、とってもお勧めされる。
BSD/Linux/Unix 系の場合は、super user が透過的に Firebird の管理者として扱われるので、スーパーユーザーの権限が持てる人であれば、SYSDBA として gsec を起動しなくても

# gsec
GSEC> modify SYSDBA -pw newpassword
GSEC> quit


で SYSDBA のパスワードが変更できる。

/usr/local/etc/firebird に firebird.conf や aliases.conf といった設定ファイルがある。
/var/db/firebird に security.fdb や firebird.log が置かれるようになっている。
/var/db/firebird は、ユーザー firebird の所有になっているので、デフォルトの権限設定で /var/db/firebird にデータベースを作ることができる。
/usr/local/etc/firebird/firebird.conf で

RootDirectory = /var/db/firebird


としておくと良いかも。

(inetd の話の補足)
Classic Server を inetd から起動することになるので、/etc/rc.conf に

inetd_enable="YES"


の1行が必要。

/etc/hosts.allow に 、たとえば

fb_inet_server : localhost:allow
fb_inet_server : ALL:deny  


と入れておくと、localhost からの接続しか受け付けなくなる。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント