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できることと簡単にできること、そして文化の提示 [日記]

GitHub で pull request を送ったりもらったりするようになった。
pull request をもらうというのはすなわち改善提案をもらったということがわかり、その Issue にコメントでやりとりすることができるので、英語な苦手な僕でも意外なほど片言の英語でなんとかなる。

昔は、tarball をダウンロードして、何かの修正を反映してもらいたいと思った場合は、パッチを作って著者なりメーリングリストなりにパッチを送って
さらにメールでやりとりをしなくてはいけなくて、僕にはとても無理に思えた。
プロジェクトによって、パッチを送る先とか手順がいろいろだったりして、それを英語で理解しないといけないのが厳しい。
自分なりに修正して使っているものもあった気がするが、それを他の人と共有するすべがなかった。

リポジトリを無料でホスティングしているサービスもいくつかあるが、pull request をベースにしたコラボレーションを提示して 「簡単にできる」ように、そしてその文化、手順を提示したのがすばらしかったと思う。
(特に大規模なもので)GitHub にホスティングしながら GitHub のフローに従わない開発をしているプロジェクトもあるが、それもGitHub のフローとの差分の説明になっているので、やっぱり GitHub の提示する機能って大事だと思う。

最初に、「Publicな(誰でも参照できる)リポジトリなら無料」と聞いた時には、えらい大盤振る舞いやなぁ、と思ったが、なんかもう、ここまでくると
「OSS で GitHub 使い始める→みんな GitHub ならわかる→仕事でみんな使う」
の流れになってきてると思う

家電やソフトウェアの機能の○×表だけではわからない、そういう文化の提示が大事なんだろうなぁと思う今日この頃。
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