ベネッセの名簿が名簿屋に売られてジャストシステムが買った件で思うこと

世の中では続々とジャストシステムから DMが来てるようで、少なくとも200万件ならば、うちも２件漏洩してると想像できるが、中学生、高校生には用がないらしく DM は来てない

今回の両社のコメントをまとめると

ベネッセ
- 運用業者が盗みました。刑事告訴します

ジャストシステム
- ベネッセから流出したものとは知りませんでした
- 名簿は破棄して使いません ←　New!

というような状態

いろいろな DM や飛び込み営業電話や投げ込みちらし（たまに飛び込み営業）があるこのご時世に、今回漏洩した情報は、個人的には、もはやそんなに大したものではないように思う。
電話営業がバンバン来たらいやだけど、そういうのもう来てるし。

法律で取り締まれないのなら、社会的道義として名簿を買うことが大きく非難されて、結果、名簿屋がなくなればいいと思う。
（本当は、営業電話や飛び込み営業やDMやポスティングといった手法の営業を法律で禁止して欲しい。欲しければ自分で調べるっちゅーの）

困るのは、漏洩を恐れて実稼働のデータを開発や運用の検証に使えなくなるような風潮。
データ管理に厳しい会社は既に沢山あるけど、どんなにきっちり仕様を定義しても実データはそうなってなかったりしてハマること多いし、本番のデータが使えるのと使えないのでは効率（＝競争力）に大きく影響するので、そこらへんよろしくご理解お願いします。

やたらルールを厳しくして持ち出しできないようにしたり、契約の文言で縛ろうとしてたりするけど、どこの誰だかわからない外部業者に丸投げするのやめて、自社で運用しよう
・・・とはならないのは、変わらないのかな

今回、運用会社が刑事告訴されたので
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1407/11/news114.html
機密性の高いデータを扱うのはリスクが高いと、こういう仕事を請け負う会社がなくなれば、仕方なく自社で運用するようになるかな