小保方さんについて思うこと

大学に親が裕福でかわいくて前向きでみんなに人気で先生に覚えのいい女学生が何人かいた。
「父は野村証券に勤めてます」
とか、そういう人。

僕は、田舎の子なので
「はー、世の中には何でも持ってるこんな子もいるのかー」
と思った。
愛知県人会の飲み会で、５年の時に自分の学科学年の担任の先生に「君は何年生？」と聞かれて気まずくなっちゃうほどの目立たない学生だった自分は、
http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2010-04-28
そういう育ちの良い優等生タイプの子に軽く嫉妬してた。

小保方さんも、そんな人だったんだろうなぁって思う。
育ちが良い優等生の前向きな姿勢に、博士論文、留学先、いろいろなところの先生はやられちゃったんだな。別に、ゴシップ記事のようなことじゃなく、
「このやる気のある研究者を引き上げてやりたい」
とみんなが思っちゃう気持ちはわからんでもない。
アメリカの留学先の教授も魅了してたところを見ると万国共通なのかと思う。
小保方さんは早稲田のAO入試一期だそうなので、大学入試の時もそんな感じだったんだろうか。ひょっとしたら、その前も？

情熱は凄いけど、受験勉強してないし、勉強はそんなにはできなかったんだろう。
博士論文も英語書くの苦手だから悪気なくコピペしちゃったんじゃなかろうか。

一所懸命実験はしてたようだし、理研では小保方さんが一人で実験してたわけではないと思うので、（実験の不手際も含めて）何らかの過程で万能細胞（らしきもの）ができてはいたと思っていたのだが、できたという万能細胞の DNA 鑑定したら株が違うという・・・何が起きてるの？
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140325-00000168-jij-soci

それでもまだ、一番ポイントとなる現象（が細胞のリセットではないにしても）の捏造まではしてないと思うのだが（まったくの捏造でネイチャーに論文出そうなんて、すぐばれちゃうんだからあり得ないと思う）ひょっとして自分もだまされているんだろうか
ちなみに僕、論文共著者の若山教授と同い年らしい