経験年数を自慢しない

「nakagami さんは一緒に仕事してても『自分は経験が長いんだから・・・』みたいなことを言わないで溶け込んでやってますよねー。やっぱ、もう長いこと自分が最年長の環境で働いてるからですかねー」
というような話をされた。

確かに、僕が「俺は経験年数が長いんだから黙っとけ！」と言ったら、そこで話が終了しちゃうからね。それは、若い頃のつらい経験が関係しているようだ。
経験年数の話は、自分も気にしているらしく何度か言及してるようで、検索してみた。
http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2012-01-28
http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2010-06-08
http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2010-05-26

30歳前後の会社員の頃に数人のプロジェクトをとりまとめることが多くて、そういうときに課長が僕の力量を心配してなのか、「年長のできる外注」を配置してきた。ここ↓に書いた人もそのひとりだが
http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2009-10-27
・・・もうほんと、自分の経歴の長さと技術力の高さをアピールする人ばっかりだったが、結局自己流で変な癖がついていて新しいことを受け入れられない頑固者ばかりだったた。あれはつらかった。
僕が経験年数のことを言いたくないのは、それ言って若者は尊敬するわけでもなんでもなくて、ただ頑固者だと思われちゃう・・・と自分の経験が言ってる気がするからかな。

どうも、十年くらいプログラミングの仕事を続けていると、経験年数を自慢したくなるらしく、僕が40歳を過ぎてから別々の人に

「まぁ、僕もフリーの期間が長かったですからね」
（え、なにそれ自慢？どう考えても俺のが長いけど、何で俺の前で言ってるの？）
とか

「まぁ、ぼくは C 言語の人ですから」
（自慢なの？えっと、僕も C 言語たぶんあなたより長く書いてたけど、君も僕も C の仕事ないからいま Python 書いてんじゃないの？）
とか言われたりしたことがある。

30〜35歳で、何て老害な御発言。しかも僕の前で言うとは。まさか、僕のこと自分より若く見えた？ラッキー。