正月は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし

前の会社を辞めて一年以上経った。辞める時は、
「別にそんなたいしたことじゃないですよ。別に死ぬわけじゃなし」
と思っていたのだが、その人達と会う機会がなかなかない。
http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2011-10-21
職場は近いし、今でも、いつでも会えると思っているのだが、あのとき以来会ってない人も多く、そうこうしているうちに、皆どんどん転職しているようで、いったい誰がいて誰がいないのか、もうよくわからない。

前職の人なんかは、今でも会おうと思えばあえるが、それって思いのほか実現しない。僕自身が、過去の人間が先輩面してたら迷惑だろうとか、いつまでも過去を懐かしがっているのはみっともないと、わざわざそういう機会を作ろうとしてないのもあるが。
呼ばれたらいつでも行くよ、という心意気なのだが、人望があるわけでもないので呼ばれることもなく。

直近では前職だけど、それ以前の人達は、まったくどこで何しているやら。
最近、新卒入社から９年近くいた会社の人達の名前が思い出せなくなっている。

最近、一休さんが正月にしゃれこうべを掲げて警告して歌を詠んだという故事を
（正月だけでなく）たびたび思いだす。
世の中の移り変わりは激しくて、今年一年で、自分も周りの人も、どうなっているか、全く想像できない。しかしまぁ、できる限りで一年かん頑張って、新しい出会いを大切にしていくしかないなぁ、と思う元旦。