アンケートのいいかげんさ

西尾さんのはてなアンケートの調査結果を見て、はてなアンケートのあまりのいい加減さに驚いた。
http://d.hatena.ne.jp/nishiohirokazu/20080918/1221708888

それで思い出したこと。
以前、自宅に新聞社だったかNHKだったかの世論調査の電話がかかってきた。

支援する政党はなんですか？
1.XX党
2.△△党
・・・

XX政権を支持しますか？
1.支持する
2.支持しない
・・・

みたいなやつ。
そのときは真剣に答えたつもりだけど、電話の相手が淡々と進めていって、考える時間があまり与えられず、前の設問に戻って答えることができないので、かなりいい加減な答えになっちゃってた気がする。ああゆうのでよく支持率が上がった下がった言ってるけど、基盤となるアンケート結果がかなりいい加減なんだなぁ、と自分で答えてみてわかった。
別の時には、機械が淡々と質問してくるアンケート電話もかかってきたけど、あれは馬鹿にされているようでとても答える気がしなくてすぐに切った。あれで答えている忍耐ある人ってどんな人なんだろう。よく、「機械回答式のアンケート結果によると・・・」というニュースがあるが、あれはかなり母集団に偏りがあると思う。

そんなこんなで、ニュースの「世論調査の結果」はかなりいい加減だと思っている。
ああいう結果をTVや新聞で好評すること自体が世の中を混乱させる以外のなにものでもない。
しかも、最近は実施する手軽さがあるんだろうけど「インターネットを使ったアンケート結果によると・・・」なんていうのも結構あるけど、あれは母集団のとり方にかなり問題あるだろう。

アンケートの結果に意味があるのは、母集団に偏りがなく、そのときの気分で答えが変わりにくい国勢調査くらいなんではないだろうか。