WEB+DB Press Vol.33 [読書]
http://www.gihyo.co.jp/magazines/wdpress/archive/Vol33
読了
特集1の構造化プログラミング入門の話は、最近この世界に入って、いきなり(PHPとかの)アドホックな Web プログラミングばっかりで、「先輩には読みにくいって言われるけど、どういうコードが読み易いのかっていうのが分からないよ」という人に読んでもらいたいなぁ、というような内容。
特集2の PHP の話は、最近の PHP の世界の流行がどうなっているかなんとなくは分かるけど、PHP をちゃんと使ったことのない私にはちんぷんかんぷん。
PHP5 になって、よさげになった雰囲気は感じるけど、いまさら PHP を使う気になるほどの内容ではないなぁ。(いや、仕事なら何でも使いますけど)
中では、GREE の中の人がどんな感じで開発を進めてるのか書いてる記事が(PHP とは関係なく)ちと面白かった。
特集3のライブドアのノウハウについては、あんまり文書化されるて外部に出るようなことがないので良い記事だと思う。ただ、自分が仕事で参考になったかというと・・・、全く違った世界の話ですな。
今の私の現在置かれてる状況では、Apache や MySQL をギリギリの性能まで搾り出すとか、うまくスケールさせるというより、だれでも出来る簡単な設定で引継ぎ運用も簡単っていうほうが大事なので。
その中では、memcached は、インストールや使い方が簡単なので、ひょっとしたら将来的には使うかも、という気にさせるものだった。
この雑誌、ちとレベルが高いのか内容が多岐にわたっているせいなのか Perl/PHP/Java とか MySQL とか、自分のあまり知らないことが書かれてる記事はとたんにチンプンカンプンになるなぁ。
#かといって、Python の記事はないので、実はそんなに理解できる記事がないのだ
あと、やたらフレームワークの紹介記事も多いけど、「それらのフレームワークで一定数のユーザーを確保して生き残っていくものってごく一部なんだろうなぁ」とか「そんなフレームワークのことばっかり考えてられないよ」とか思うと読む意気込みも減る。
ただ、全体としてはいい内容の雑誌だと思う。
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