名寄せと統一コード

昨日から、既存データーベースから移行したデータの名寄せ。
「名寄せ」っていうのは、銀行用語らしいので、私がやってたのは、正確な意味の名寄せとは違うのかもしれないけど、とある RDB に
「株式会社 なかがみ」
「（株）なかがみ」
「なかがみ」
「Nakagami」
とか、いろんな名前で入ってる会社の名前を
「株式会社　なかがみ」
に統一してマスターデータに入れなおす雑用作業。

つらかった。

こんなあやふやなデータを元に、銀行に振り込まれた入金データの消し込み処理をやっている会計システムってすごいなぁ。（つーか、振込人名は ANK だし）

銀行だって、顧客会社がコード化されたら便利なんだろうから、銀行とか郵便局とか農協とかがよってたかって統一コードをでっち上げればいいんだ。銀行取引できなければ実質的に企業活動は出来ないんだから、すべての会社がそのコードを持ってることになる。
銀行じゃなくってもいい。政府も、住民票取るのが便利だからってだけで、大枚はたいて住民基本台帳ネットワークなんて作ってないで、会社に統一的なコードを振れる仕組みを作って欲しい。
そのときに、「電子的に申請が・・・」とか、「電子政府が・・・」とか、いらんことはしなくてもいいから、窓口でユニークな番号を振ってくれればいいっす。

個人に背番号が振られるのが嫌な人でも、会社にコードが振られるのは文句ないだろうし。
あと、市町村にコードを振るのもいいねぇ。

たいそうなインフラを作る以外にも、IT立国になるために出来ることはいっぱいあると思うよ。