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ソフトウェア開発のストレス [日記]

会社でメンタルヘルス研修というのがあって、普段、どんなことがストレッサーになっているか各自で考えるという課題が出た。

工数を見積もりして、その工数をもとに線表を引いて「〇月×日にできあがる」というスケジュールが出来上がり、いざ開発を開始するという最初期の
「これ、本当に期限通りに終わるの?」
というプレッシャーは、何年やっていてもストレスだなぁ、と思う。

項目ごとの工数を見直してみても、それほど無理な話じゃない。むしろ多少余裕もあるつもりだ。
それでも、過去の炎上プロジェクトを思い出して、想定外のあんなことやこんなことが起こったらどうしよう・・・と思わずにはいられない。
多くの場合は、それは杞憂に終わるし、心配したところで何も変わらないので、そんな心配してもしょうがない。
・・・ということはわかっていても、スタートダッシュで、完成の目途をつけて、それが予定のスケジュールより早めに進行しているところまで来ないと安心できない。
周りからは飄々としているように見えるかもしれないが、自分では結構焦っていて、受託開発の仕事向いてないのかな、と思う。

若い頃の、自らの責任でスケジュールを立て(とはいっても、赤字になるような長いスケジュールは許されない)自らの責任で完成させる・・・
つまり、課長は仕事を持ってきて担当者に丸投げのような体制の会社で、(考えてみれば、工期の短い見積もりをお客さんに出して、できないのは担当者のせいってことにしたら、課長は楽だよな)予定よりも早く終わっても評価されず、遅く終わったら怒られるという環境でのトラウマなのかもしれないし、もともと心配性なのかもしれないけど、この性格は直りそうにない。

この時に書いた http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2012-12-01 アラキさんは最後いつもデスマだったけど、プロジェクトの最初のほうは、希望に満ちあふれ、定時に帰っていた。
「設計がまだ終わってないなぁ・・・ま、今日は帰るか」
と言っていた設計が、当初の想定と違ってやり直しになってたりして、僕は
(最初の頃のあの余裕は何だったんだろう)
と思っていたが、一方で僕はアラキさんの楽観的な性格がうらやましかった。

受託開発じゃなく、自社サービスとか事業会社の内製業務アプリなら、計画はあるにしてももっと気楽にできるんじゃないかっていう気もするけど、僕は弱い人間なんで、スケジュールに対するプレッシャーがないといい仕事ができないんじゃないかという心配もある。

要するに僕は心配性なのだった。

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