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スルガ銀行 vs 日本IBM 最高裁で確定判決 [日記]

今日、最高裁が両者の上告を棄却して、二審の41億7000万の支払いを日本IBMに求める判決が確定したそうな。

あー、スルガ銀行と日本IBMの裁判、なんかあったなぁ。
これについて自分も何か書いてたかも・・・と思ったらやっぱ書いてた。

http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2008-03-07 (←コメント欄注目)
http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2012-03-29
訴訟が始まった時と一審の判決が出たときに書いてた。(二審の判決は見逃してたらしい)
一審では111億の賠償請求で74億の賠償命令

2008年とか2012年とかにニュースを見たときの感想は、
「損害賠償請求されたらたまらない」
という気持ちと、
「ベンダーのやり方もひどいからユーザー企業が一矢報いるのは良かった」
という気持ちの両方だったように思う。

今は「担当になった人はかわいそう」という気持ちだけだ。
10年以上もこんな揉め事に巻き込まれたら(どちら側の人間だったとしても)無駄な時間の消費でしかなく、 ずっと担当しているひとは「裁判してました」というキャリアしか残らない。

それまでは、ソフトウェア開発の失敗で開発ベンダーが訴えられるってことはあまりなくて、僕は始まったとき無理な訴訟と思っていたが、この訴訟で日本IBMに賠償請求が発生したことで、 世の中で変わってきたことあるのかな?訴訟事情に詳しくないから知らないけど。
「訴訟にならないように、ちゃんとお客さんの役に立つソフトウェアを開発しよう」
ならよいが、もしも
「訴訟に負けないように、紙の資料をいっぱい作って客にハンコを押してもらおう」
という方向に向かっているとしたら悲しいことだな。

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