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偉くなってもなく、偉くなくなってもなく、立派になったわけでもなく [日記]

社会人(=プログラマー)になって5年くらい経った頃に、ようやく一人前になったかなぁと思えてた。
年齢でいうと 29歳から30歳のころ。

30歳の僕と比較して、今の僕のプログラマーとしての能力はほとんど変わっていない。
昔は C や C++ で UNIX や Windows の開発していたのでやってる内容は違うが、プログラマーとしての能力はあんま変わってないかと。
(あ、徹夜できなくなったとか、そういうのは除いて)

若い頃は、年長者のこだわりや
「俺の考える最高のプログラム」
「俺の考える顧客満足」
に振り回されて苦労した。
ほんとに新人の頃は、あの偉い人たちの言うことだから間違いない、と思っていたが、だんだんと、そういうののいい加減さがわかってきた。
そういう人たちの立場を尊重し聞いている振りをしながら、なんとかプロジェクトを進めていく「ごまかし」がうまくなってしまったように思う。
今思うと、そういうごまかしを身につけることは(あの時は必要だったけど)無駄なことだった。

今は、僕より一回り以上若い人たちと仕事していて、僕に講釈を垂れる人はあまりいなくて、 (それぞれ思うところはあると思うが)僕が職位上偉いわけじゃないのだが、自分の意見は耳を傾けてくれるようになった。

偉くなったわけでも立派になったわけでも、逆にさして衰えたようにも思わない。
僕は、同じように接しているつもりだが、周りが僕の年齢を知って気遣ってくれている。
それで、仕事がし易くなっているのを僕は勘違いしないようにしなくてはいけないと思ってる。
僕が仕事をし易くなっているのは、「年寄りになったから」だ。

問題はこれからだ。

これからも、まだまだ普通に仕事はできる気がしているのだが、これからは逆のバイアスがかかって、
「あのおじいちやん、バブル期入社らしいよ」
と、下に見られて苦労するんだろうなぁ。

今までとは違って、(年齢が理由で)転職も難しくなってくるんだろう。僕自身は変わってなくても
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