家は買わないで済むなら買わない方がいい

10年くらい前に中古で買ったマンションの別の部屋が売りに出てる。
一部屋多くてリフォーム済みで僕が買った部屋と同じ価格で出てる。
まあ、それはいい。僕も必要な時に買ったので、あの時買わずに今買うなんてできるわけではない。
不動産が買ったときより高く売れるなんて、20年前までの話だ。

ただ、心配なことがある。
そこのマンション、できたときから売りに出るとすぐ売れてたのに、今回はなかなか売れなくて今日もオープンルームにしてる。
もうすぐ築20年になるから築年数が問題なのだろうか？

住んでいる人にあまり変な人はいなくて、修繕積み立ての状況も良い。
小規模マンションなので管理費等高めになっちゃうけど、大規模修繕計画なんかで揉めることはなさそう。投資目的の人が多くて大規模なマンション、よりもお勧めなのだけれど・・・
マンションだけじゃない。近所の昭和40年代に宅地分譲されたところで長らく空き家になっていたような家が何件も消費税値上げ前に建て直されて建て売りになっているのだが、それも売れてない。4月に消費税上がっちゃったけど、これから売れるんだろうか。

これから日本の人口がどんどん減っていく。今後、人が死ねば住む人がいなくなる家が増えていくのではなかろうか。
子供が大きくなると家族向けの賃貸ってあまり選択肢がない。だから仕方なく家を買うことになるけど、賃貸で済むなら家は買うべきじゃないと思う。

不動産の価値がどんどん上がっていく時代ならいざ知らず、あのマンションも僕が死ぬまでは必要なくなるだろうから、最後は売って片付けてやらないと子供達が迷惑するだろう。

バブルの頃できたリゾートマンションみたいにならないうちに売りたい。
http://matome.naver.jp/odai/2136137267121868501