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大安吉日納品 [日記]

(今まで、どっかで書いた気がしてたけど書いてないようなので・・・)
僕が最初に入った会社で一番戸惑ったのは、課長が納品日について「大安」にこだわったことだ。

例えば3ヶ月くらいのスパンで仕様決め→開発→納品というスケジュールで契約するとだいたい3ヶ月目の月末に納品することになってるじゃないですか。んで、じゃあ、具体的な納品日をいつにしようか、ということになると課長が、月末の「大安日」を選ぶわけですよ。
あえてその日が大安だからとはお客さんに説明しないので
「26日はどうですか?」
とか提案するんだけど、お客さんはそんなこと気にしてないので、(ああ、 nakagami さん諸々都合で 26日しかあいてないんだなぁ)と苦労してスケジュールを調整してくれたりするわけ。お客さんもいろいろ忙しく、他に都合のいい日があったとしても。

僕としても、もっと前に見てもらいたかったりもうすこしギリギリまで納品の準備をしたかったりしても、「大安日」に合わせなくちゃいけなくて、これはばかばかしいな、と思ってた。

納品日にフロッピーディスクにソースコード入れて、納品書にハンコ押して持っていくというのも、儀式的であまり意味のあることではないのだけれど、それを大安にやるというのは、牧歌的というか非合理的というか。
例えば、定例で水曜日にミーティングをしてて、そのときついでに渡した方が効率的であっても、「じゃあ、明日納品に来ます」とかなってて・・・
入社してすぐは、その課長の大安納品に「社会って非効率だなぁ」と思ったものだが、その頃のその課長以外には大安納品にこだわってるという話を聞いたことはなく、いまではいい酒の肴になっている。

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