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思えば遠くへ来たもんだ(その2) [日記]

http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2009-02-23-1 の続き

あえてきついこと言わせてもらいます。都会と田舎の格差はますます広がっていくのに、地方のみなさん、ちょっとのんびりしすぎじゃないですか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33610
・・・を読んで

田舎が嫌で、田舎を捨てて都会に出て来たわけではない。進学については自由にさせてくれた父。親の経済的にも、なんとかなって、僕は、(職業は別にして)長男として家を継ぐのだろうから、一度は親元離れて暮らしてみたい、と思って神奈川の大学に来た。

大学を卒業して東京で働くときも、なんとなく「今のうちだけ」と思っていた。
ところが、親が牛飼いを辞めてしまったり、急にガンで死んでしまったりして、土地はあるけどトラクターもなければ、使い方もわからない。プログラマーの仕事なんて田舎にはない。今となっては、田舎の同級生とも話が合わなくなってるだろう。
40歳を前にしたあの頃「ああ、俺は田舎では暮らせないんだなぁ」と気づいた。
それでも、歳をとったら田舎に帰って・・・と漠然と思っていたが、 年寄りには田舎の生活は不便で、もう生活の基盤の無くなってしまった人間には大変で、子供達だって千葉っ子なんだから、僕が住んでも子供の代には誰も住まない。

ただ逆に、僕の代で都会で暮らすようになってよかったと思う。
僕が都会に出ないで、いまだに田舎暮らしだったら子供は都会の大学に行かなかっただろうし行けなかっただろう。(田舎暮らしだったら結婚してなくてそんな心配しなかったのかも、というのはある)
そして、子供の時代に田舎でできる仕事はますますなくなっていくだろう。

僕が大都会と思っていた豊橋も随分廃れた感じになって来てる。
とても寂しいことだけれども、それが現実だし、どうしようもない。
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