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人の足を踏まずに仕事をするということ [プログラミング]

公開しているソースを使ってくれて「改良しましたー」と言ってメールで連絡をくれるのは良いのだが、未だにソース全部を送って「こことここなおしました」と言ってくる人がいて驚く。(さ、差分だけで良いよ・・・・)
やれオープンソースだの、勉強会だの言いつつ、世の中思いのほか patch (context diff)ベースでソースについてコメントするということに慣れていない人が多いようだ。

一緒に仕事をするときに心配なのは、コーディングスキルの有無よりは、git や mercurial に慣れているか、とか merge 作業に慣れているかと言うこと。
非エンジニア(デザイナー等)が「git/Mercurial 使えます」と言ってくれると、期待してないだけに、ものすごくうれしい。(そんなこと過去にはほとんどなかったけど)
プログラムが書ける人よりは git や mercurial がちゃんと使えるひとのほうがうれしい。

まぁ、非エンジニアに git の使い方まで求めるのは酷ではあるが、プログラマーを養成する専門学校では、プログラミングの実習もいいのだが、切に DVCS を使った共同作業の練習をしてもらいたい。 svn でもよいので 他人のソースをマージしてコンフリクトが発生したら直してコミットするという作業を仕事の前に経験してもらいたいのだ。

ちょっとやってみると、コンフリクトしないように気をつけたり、コンフリクトしそうな修正は事前に連絡するとかできるようになるのだが、優秀な学生でも、(バイトでもしなければ)共同作業で開発をすることがないので、最初、いくら気をつけて・・・と言ってもイメージがわかないようだ。

それは、つまり人の足を踏まずに仕事ができるようになって、っていうことなんだけど

でもまぁ、これからの学生は就職前に誰かの github のコードに pull request 送ったりするんだろうなぁ。素晴らしい。
github にアカウントがあって pull request を送ったことが あったり、自分で公開しているソースがあって他人の pull request をマージしたことがあったりすれば、人の足を踏まずに仕事をすることのイメージはつかめてて一緒に仕事しやすいだろう。
そういう意味で、転職希望者に github のアカウントを聞いてみるということはいいことなんだろうなぁ
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