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バージョン番号なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ [プログラミング]

バージョン番号というのを大きく意識したのは Windows 3.1 の頃。
Windows 95/NT の頃は(ライブラリを含む)C コンパイラなんか、こぞって最新を使うようにした。何しろ、古いバージョンのコンパイラは早々に Obsolate になってしまうので、受託開発の場合は最新バージョンを使うのが普通だった。
その頃は、番号が大きくなるととてつもなく魅力的な機能がついて来た一方で、大きな地雷もあった。

今では、ソフトウェアの機能も枯れてきたので、 OS のバージョンも Python のバージョンも、最新が何か?とか新機能は何か?とかが気にならなくなった。そういうのを追っかけるのが面倒になったっていうのもあるのかもしれないけど「バージョン?最近のなら大体おなじじゃない?」って感じ。
そして、以前のバージョンで動いていたものがいきなり動かなくなることが少なくなった。

Kernel については、いまさら大きな変更はできないので、今後 Linux Kernel version 2.6.1234 とかいう状況になることを予想しておく。

最近そんなことを考えていたら、ちょうど Ubuntu がローリング・リリースを検討
http://slashdot.jp/linux/article.pl?sid=10/11/27/0119209
という記事。本当にそうなるかどうかはわからないが、少なくともバージョン「番号」は、もはや何の意味もなくて、「いつ頃リリースしたものか」という目安でしかない。
以前は、 1.0 というバージョン番号には特別の意味があったが、 PyPI のパッケージ等をみても、 1.0 にもはやそれ程に意味はなく、自分の書いたものは意地でも 1.0 未満にして「死んだら 1.0 にしてください」 と遺言したいくらいの勢い。

それなのに、未だに「いよいよ我々のバージョン X.0 がリリースですよ」的なことを言っている人がいてうんざり
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