SSブログ

リリースは口に甘し [プログラミング]

プログラムを仕事で書いている以上は、いつかはそれがリリースなり販売されるなりサービスがローンチされるなりして一目に触れることを目標にしているわけだが、世間一般の人が思っている以上に人前に出せるところまで行けるプロジェクトは多くないように思う。
検収してもらって契約が完了しても、そのプロジェクトが人前に出るかどうか、というのはまた別。
会社である以上は、お金が入ることが一番大事だが、プログラマーにしてみたらリリースされて人前に出るかどうかこそが大事だ。業種によっていろいろだろうが、いろいろな事情で人前に出せる確率って半分くらいなんじゃないかなーと思う。

それだけに、とりあえずリリースまでこぎつけるとほっとする。
紆余曲折あって苦労して文句言ってても、リリースするとみんなうれしそうだ。
そんなのを見ると本当にリリースできて良かったと思う。
リリースしたものがヒットするかどうかなんて(ヒットしたほうがいいけど)二の次。

僕が、ほんのお手伝いでなく仕事らしい仕事をした最初のプロジェクトは、マイナーな二次元CAD の CAM モジュールの開発だった。大ヒットとは言わないものの無事売り物になって、結局3年程は機能追加の仕事をした。
お客さんの件数も少なく、売り上げ的にも関係者の給料とか経費とかを払える程度でとても大もうけということではなかったと思うが、あれは僕のプログラマー人生の大きな糧になった。

大きな業務システムプロジェクトの一部の下請けなんていうと、そこそこ成功しても実際に使っている人に会ったり意見を聞いたりできないわけだが、そういうフィードバックがない環境はつまんなそうだな。

・・・ただ、まぁ僕くらいの歳になると、書いてるプログラムがお蔵入りしたら、不具合出ないので「ラッキー」と思わなくもないのもまた本音だ。 世の中、僕のような年代の人間が管理してるから、リリースできなくても儲かるんならまぁいいやってことになって若い人のやる気を無くさせるんだな。まさに老害!

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0