男はつらいらしい

読了
読売ウィークリーの女性記者のひとが、雑誌のために取材したのをまとめ直したようなもの。
読売ウィークリーを毎週読んでるような人はダブっちゃうような気がする

・結婚できない男
・更年期障害に悩む男
・男性相談窓口に相談にくる男
・子育て（教育）に悩む男

あたりをテーマにしてて、自分も男なのでグサッとくる内容もあれば（女性だからこれだけ書けたって気がする）、これからこうなっちゃうのかと思うと少し憂鬱なものもあるけど、全体を通しての問題提起とか、だからどうしろってのはないし、一体この本はどういう人を読者層に想定してるのやよくわからん。
本屋で平積にされていたのでつい買ってしまった。

例えば、結婚できない男の章を例にとると、実際ワーキングプアで結婚もままならぬってのもあるし、職場環境でなかなか縁がないってのもある。僕も、(元)農家の長男なので、40才独身になる可能性が高かった。
それを文章中では、男のメンタルのせいにされてるけどそりゃないんじゃないの？って感じ。著者の人は、男に対する愛が足りないのでは。