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世界中の人が吸血鬼かもしれないと思っていた頃 [日記]

これ↓を見て思い出した。
http://www.sorainu.com/archives/50643764.html
http://psychodoc.eek.jp/abare/capgras.html

小学校の低学年か、ひょっとしたら就学前だったかもしれないけど・・・

僕以外の人間は全員吸血鬼ちゅうか食人鬼ちゅうかで、自分を食おうとしてるんじゃないか。
でも、自分はまだチビで、どうせならもっと太らせたいし、
世界で最後に残ったご馳走なのでみんな牽制しあって手を出せないんじゃないか。

などと妄想を抱いていた頃があった。
それほどリアリティのある妄想ではないので、時々ふっとそんな思いがよぎる程度で、精神に異常をきたすほどではなかったが、急に振り向いて両親が牙をむいてないか調べたりした。
家族だけでなく、人類全員が吸血鬼なので当然誰にもその話はしなかった。
そして、その感覚は、成長するにつれ、いつの間にか忘れていた。

子供の頃にそんなことを考えるのは、ごく普通の成長の過程でみんなが経験するんだろうと思っていたが、かみさんにその話をすると「うそー、こわーい。病気だったんじゃないのー。」とのこと。

そうなの?

大学の時にその話をしたけど、その場にいた人の中で、ひとりだけ
「自分以外の人はロボットで、自分の見てないところでは止まってる」
と思ってた人はいたが、確かにそんなこと考えてる人は他にはいなかった。

(追記)しまった、ダブった。既出ネタであった。
http://blog.so-net.ne.jp/nakagami/2004-10-13
でも、せっかくなので今回のエントリも残しておこう。


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