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Django と TurboGears と Zope 雑感 [Python]

先週末くらいから、Django のチュートリアルを勉強中です。
http://ymasuda.jp/python/django/docs/tutorial01.html
とりあえず、チュートリアルの部分くらいはなんとか理解できそうです。
正規表現を使ったディスパッチメカニズムに「なるほどー」と思えれば、
・ビュー(他のフレームワークのコントローラーに相当)
・テンプレート(他のフレームワークのビューに相当)
・モデル
は、別々に好きなところだけ使うことができるので頭の悪い私でもコツコツ勉強できます。
チュートリアルの範囲でも、いろいろできそうなんですが、チュートリアルを超えたところでも、いろんな応用が出来るようになっているようで、なかなか奥が深そうなところが現在の悩みの種です。

TurboGears は、柴田さんの記事を読んだりしましたが、よくわかりませんでした。
http://blog.so-net.ne.jp/nakagami/2006-07-11-1
多分、私が、TurboGears や RoR の「ベストプラクティスに従え」というコンセプトについていけないんだと思います。「ベストプラクティスに従えないことをしなくちゃいけないときどうすんだ」と思っちゃうんです。
あと、
・最低限のものを作るにも MVC を一通り理解しなきゃいけない
とか、
・URL がコントローラーとそのメソッドに対応とか、一度に覚えることが多い
とかが私の肌に合わないんだと思います。
それは、Django より、TurboGears の方が難しいというのとはちょっと違うと思います。
TurboGears のベストプラクティスっていうのに賛同できて素直に取り組めれば理解も早いんじゃないでしょうか。どっちかって言うと Django の方が風変わりなので、人によっては、「Django わけわからん。TurboGears 最高」という場合もあると思います。

Django と TurboGears は、コンセプトが違うので一方がよくわかんなくて挫折したひとも、もう片方を調べてみるといいかもしれません。

何かの Web アプリケーションを、よーいドンで作ったら TurboGears の方が速く作れるような気がするので、最近のフレームワーク対決で「30分で XXXX を作る」とかなっちゃうのは、Django にはちと不利だなぁ、と思います。速く作れればいいってもんでもないと思うし。そこら辺が、RoR のうまいところというか何と言うか。

んで、最後に Zope なんですが、Django をお勉強していくと、「やっぱ Zope って一種独特ですごいなぁ」と再認識します。ZODB という Object Database と、TTW というところがそのすごさの根源だと思います。それは、古いとか新しいとかいう問題じゃなくてです。
Zope は、プログラミングの素養があまりなくても使えるので、(ある意味そういうひとが Zope をなんとなく使えちゃうのが不幸の始まりなんですが)そんな人が柴田さんに煽られて
Zopeユーザー→TurboGears/Django 使い
と転向しようとすると、超えられない壁にぶち当たるかもしれません。
#つーか、私も転向はしませんが。Django もつかえるようになりたいと思ってるだけです。
そういうときは、仕方ないのでプログラミングとは何かということをコツコツ勉強していくしかないですね。

調べもしないで、掲示板で「Zope と Django どっちがいいですか?CherryPy はどうですか?」なんて質問質問している人は、「カローラとトラクターどっちがいいですか?バイクはどうですか?」と聞いてるようなもんです。軽トラPlone 使っときなさい。


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