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この夏、本を捨てた [日記]

この夏、就職以来買い続けていたコンピューター書籍(一部、中学から大学までに買った書籍)のかなりの部分を捨てた。
いつか読むと思っていたもの、これは内容的に古くならないものと思っていたものも、ほとんどが古くなって、観念して捨てた。
思うに、良書や役に立つ本は版を重ねて出版され続けるもので、絶版になっているもので読む必要に迫られるものってほとんどない。
以前に比べて Amazon なんかで古い本も入手しやすくなったので、頑張って本を保管しておく必要がなくなった。
とっておければいいが、うちは国会図書館の書庫ではないのであきらめた。

結局、残したものは、今では古くなってしまって内容としては役に立たない(もしくは、ネットで検索すればすぐに手に入るような)ことしか書いてない、単なる思い出としておいている数冊だけになった。僕が引退してから読むこともなさそうだし、自分が死んだら捨てられちゃうようなものなので、捨てちゃってもいいのだが、単なる思い出としておいておく。

電子書籍は読みにくそうと長いこと思っていて電子書籍は買ってないんだけれども、最近、Python 関連の書籍の草稿のレビューをすることがあって、気がつくと紙の本よりも pdf で読む本が多くなっている。

コンピューター書籍では、Web で見られる良いドキュメントが増えたのも大きい。
Python では、公式ドキュメントはかなりちゃんとしてるし、日本語訳もされている(ありがたやありがたや)よくつかわれるパッケージにもだいたい良いドキュメントが付いている。
英語だからと言って避けて、あやしい「やってみた記事」を信じるようなことをしなければ、大丈夫だし、この状況の中で売れるコンピューター書籍を出そうとしている人たち、大変だよなぁ、と思う。

息子が大学生になって、あまり教科書を買わない、(紙の)本で勉強していないのにも影響を受けた。
息子の勉強のしかたを見ていると、先生が作った資料と google 検索と、スマートフォンで撮って送られた友達のノートで勉強していて、「まずはバイブルとなるような定石の本を読んで・・・」というのは限られたジャンルの教科だけのやり方みたい。先生の資料はちゃんとしてて、先生大変だなって思う。学科も違うが、僕らのころの大学の講義ってもっといい加減だったと思うのだが

テストの過去問も画像で出回ってて、大学の近くのコピー機が大量に置いてある店で一枚10円で大量にコピーしたのは完全に過去の話になってしまったんだなぁ。

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