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コードを書くのは僕でもできますよ [プログラミング]

人手が足りなくなると人が追加される。
それはいい。機能を分割して分担できるようにすれば人月の割り算とはいわないでも、トータルで完成する時間を短縮できる。
だけど
「○○さんに仕様を説明して実装してもらって」
というのは、もともといる人間にしてみたら、なかなかつらい。
機能を説明して実装してもらうと、微妙に、時にはまったく欲しいものと違うものができる。
なぜそれが必要かという要件にさかのぼって理解して実装してもらって、仕様に問題がないか、それがそもそも発注者(使用者)の意図しているものか、から考えて実装してもらわないと、もともといた人にのっては時間を食うばかりで時間短縮になっていない。

仕様の説明+できたものの評価 > 自分で実装した場合の労力

昔に比べて仕様をきちんと決めて実装より見切り発車が多いのと、プログラミング言語の生産性が格段に上がっているせいだと思う。昔は、本当に、いわれた通りのものを C 言語で書きます、ってだけで職業として価値があったけど、プログラミング言語の表現力のアップもあって、それだけだと価値がなくなってきているように思う。

ひとことで言えば
「コードを書いてもらうだけでは意味がない。コードを書くのは僕でもできますよ」
ということだ。
最近の若い人達は、昔のプログラムを書くだけの人が役立つ場面がなくなって、若い修行の時期にも即戦力が求められて大変だなぁ、とは思う。

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