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IronPython 1.01 のサンプルを動かしてみる [DotNET]

「IronPython 1.0 のサンプルを動かしてみる」の続き
http://blog.so-net.ne.jp/nakagami/2006-09-09

IronPython が 1.01 になってるのと一緒にサンプルも 1.01 になってた。
http://www.codeplex.com/Release/ProjectReleases.aspx?ProjectName=IronPython

今まで気付かなかったけど、1.0 のサンプルと比べて、追加されてるサンプルがあった。

[Direct3D]
Direct3D を操作するサンプルみたいだけど、縁がないので省略
手元で Direct3D がインストールされてないので動かしてもない。

[IPPowerShell]
IronPython で PowerShell を操作するサンプル。当然 PowerShell の動く環境が必要。
サンプルでは、ls でファイルの一覧を取ってきたり WMI 経由でシステムのリリースを
取ってきたりしてる。
動いてる Process の一覧を取得したり、ディレクトリの中にある ファイルの一覧を取ってきたりするときに、.NET のライブラリを使うより楽かな。よくわからん。
PowerShell 自体のありがたさがわかってないのが難点かな。
http://slashdot.jp/articles/06/11/15/2331202.shtml
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/special/powershell01/powershell01_01.html
コマンドを実行してその結果ステータスを受け取ったり、コマンドの出力する標準出力の値を受けとって処理したい場合には便利かも。
PowerShell がインストールしてある環境がないので動かしてない。

[Pyc]
Python Command Line Compiler の略。
CPython でいうところの py2exe みたいなものらしい。
サンプルの中にある console_hw.py をコンパイルしてみたら console_hw.exe はできたけど、それを実行しようとしたら例外発生。
ここ↓を見て、exe と同じ所に IronPython.dll、IronMath.dll をコピーしたら動いた。
http://foma-zakki.cocolog-nifty.com/zakki/2006/11/_pythonnet_iron_7d70.html
パスが通っててもダメみたいだ。
サンプルにある winforms_hw.py を、インタラクティブに実行しようとしたら動かなかった

ipy pyc.py /main:winforms_hw.py /r:System.Windows.Forms /target:winexe 


とコンパイルしてできる exe は実行できた。
winforms_hw.py の先頭に、以下の2行を追加するとインタラクティブにも動かせるし、コンパイルも通る

import clr
clr.AddReferenceByPartialName("System.Windows.Forms")


「Mac OS X と MONO で動かすIronPython」のページで、
http://textdirected.googlepages.com/IronPythonUnderMacOSXmonoJ.html
「Pyc.pyでdllを作成し,exeから呼び出す.」
http://textdirected.googlepages.com/IronPythonUnderMacOSXmonoJ.html#pyc-py-dll-exe
っていうのがありますね。


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