55歳で医学部入学はありか [ニュース]
医学部不合格の56歳主婦 前橋地裁が請求棄却
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061027/eve_____sya_____013.shtml
以前に 55歳の主婦が群馬大学医学部を提訴したって話は聞いたが、今回その請求が棄却された。地裁の判断が妥当だったかどうか僕には良くわからないし、「それなら最初から年齢制限を提示しろ」っていう気持ちもわかる。だけど、やっぱり医学部に 55歳とか56歳で入るのは駄目だと思う。
こころへんが普通の人の感覚とずれてるかどうか、自分にはよくわからない。
法学部とか教育学部だったら・・・法学部に入って司法試験を目指すならいくらでもどうぞ。
でも、医学部に入るっていうのはそれとは別の次元だと思う。
医学部は国費がかかっているというほかに、体力が必要だし、定員が決まっていて定員以上の医者は供給できない。法学部を出なくても司法試験は合格でいるし、教員免許を持っていて先生じゃない人が山ほどいるのとはまったく事情が別な話だ。
体力や定員のほかにも、医学部に入ってから一人前になるまでに、献体となるひとや、(実際問題として)新米の頃にミスっちゃった多くの人の犠牲の上に成り立ってる。
健康診断の時に、いかにも不慣れな看護士のお姉さんに採血失敗されて内出血したときは「うぁ、内出血させたくせに知らんふりかよ。おれは、これがこれから痛くなるってのを知ってんだぞ!」と心の中で思いつつも、まぁ仕方ないかと笑って済ませたんだが、おばちゃんの教養のために注射の練習台にされたんじゃたまらない。
確か、このおばちゃん、群馬大医学部を2・3回受ける直前は別の大学に通ってたと思う。
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