MY JOB WENT TO INDIA [読書]
読了。
原著が出たときにちょっと話題になったようだったので、翻訳本が出たところで読んでみた。
タイトルを直訳すると「僕の仕事がインドに行っちゃった」だし、表紙は
←これだし、「技術者残酷物語」的なものか、そうじゃなければ自虐ネタのジョーク集みたいなのかと思ったら全然違った。
内容は、「インドにどんどんオフショアされて行っちゃう傾向はどうしようもないので、その中で良い技術者として生きていくためにどういう行動(勉強とか)をとればいいか」について著者なりの考えを書いたかなり前向きな本。
技術にばっかりこだわってないで、顧客(上司を含む)の要求に答えていくことが大事ってはなしと、かといってコードを書く人として精進していくことも大事、というような話で、意見のバランスが取れてて非常に良い。
著者は、1年半ほどインドのオフショア拠点の立ち上げに関わった人のようで、インドの技術者が、若くて能力は高いけど応用が利かないみたいな様子もわかってよかった。
そういえば、日本でもひところ中国でのオフショア開発がはやったように思うけど、あれはどうなっちゃったんだろうか?
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