ブランドものに目がくらみそうになった

初代 HHK ユーザーとして、不覚にも、これ↓一目見て「欲しい！」と思ってしまった。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0610/12/news032.html

日頃、世の中のブランド志向に疑いを持っていて、多くのお姉さんが L と V の重なったカバンを持ち歩いてるのを見たり、身なりはたいしたことないのに、なぜかきらきらの王冠のマークの時計をしていたりするおじさんを電車の中で見たりすると
「日本人はみんな 60年前は貧乏だったんだから、お里が知れてるのに無理しちゃって・・・。あぁいうのは、何百年も社交ダンスして暮らしてたヨーロッパの貴族がするもんでしょ。貯金するか、ふぐでも食うかしたほうがよっぽど幸せだろうに」
と思ってたのに。

欲しいと思ってしまうと
・輪島塗といえば、器だってかなりの値段がするよ（←器なんか買わないくせに）
・器より使うものだし（←どうせ買ってもしまっとくだけだろう）
・一生もんだし（←たぶん、すぐ見向きもしなくなる）
・そう、これは道具であると同時に美術品なんだから（←専門家は美術品と認めてくれない）
・僕も、１つくらい美術品を持っててもいいんじゃないの（←だから美術品じゃないって）
・100台限定らしいし（←初回ロットが 100台）
・もう、こんな企画でないよ、最初で最後だよ（←多分最後じゃない）
・日記のネタにもなるし（←買わなくてもネタにする）
と、何とか買う正当性を見つけようとしてる自分がいる。
＃そして、いちいちツッコミを入れてる自分もいる
貧相な格好で時計だけは立派な以前見た電車のおじさんと同じ思考なんだろうなぁ。

とりあえず、軽トラを通貨単位にして http://blog.so-net.ne.jp/nakagami/2006-09-21
「落ち着け！軽トラくらいの価値のあるキーボードなのか？」と自分に言い聞かせて、なんとか思いとどまることができた。危ないところだった。