こういうお姉さん（お兄さん）を採れ

新幹線の車内販売でたくさん売るお姉さん
http://www.asahi.com/paper/column20060813.html
↑この会社、アルバイトから正社員に登用してる。偉いね。

甲子園でビールをたくさん売るお姉さん
（asahi.com のエントリはなくなりそうなので、はてブのエントリを記す）
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200608170023.html

たまたま見た TV番組で、ベンツをたくさん売る営業のお兄さんもすごかった
http://www.tbs.co.jp/gacchiri/oa20060709-mo1.html
押しの強さでがんがん売りまくるのかと思ったら、全然違う。
ほんの数十秒しかビデオが流れなかったが、それだけでもわかるくらい、ものすごーく感じがいいのだ。んで、直接ベンツを売り込むんじゃなくて、いろいろお客さんの雑用をこなして、お兄さんの人柄でベンツを買ってもらうらしい。
（「買ってもいいけど、駐車場探してよ」っていうのが多いみたいだけど）

中小のソフトウェアの会社というと、即戦力を！とか言ってとかく
・専門学校を卒業してる
・IT関連の資格を持ってる
というような基準で採ってきたりする場合がある。
前の職場で、自分の部の採用は部長が面接に参加して決めるという体制になってから、 とかくまじめで成績のいい専門学校の子を採用して閉口したことがあった。
部長にしてみると、「これはいい」と思う人材らしいのだが、いざ新年度になって
配属されてきて、みんなの前での最初の挨拶で「今年もだめだ」という感じが伝わってくる。
しばらく話をしてみると、話題に乏しく、まぁ一人暮らしをしたことないのはいいとしても、そういう子はアルバイトもしたことなかったりして、とにかく会話をしてても面白くない。
ひとことで言えば、「線が細い」とでも言うんだろうか。
下っ端の平社員（私も含む）達は
「あんなんだったら、来年の採用は俺が面接してやる」
「こんなんならファミレスのお姉さんをスカウトしてきたほうがいい」
とさんざんなことを言っていた。
どうも、部長には下っ端の言っていることはよく分からないらしく、せっかく良い人材を採用したのに平社員の OJT がよろしくないのでなかなか伸びない、と思っていたようだ。

いまだに、ファミレスで要領よく注文をとってるお姉さんを見ると、「こういう人をスカウトすんだよ！」と心の中で叫んだりしてる。

僕の世代だと学校で専門教育を受けずに（趣味の世界だけで）プログラミングの世界に入った人のほうが多数派で、今の就職に有利だから専門学校に進むという人たちと世代間ギャップがあるようにも思う。
そもそも私は最近 IT 業界の新卒の新人君を目にすることがないんだけど、今の新人君たちはどんなんなんでしょう？