あと1ヶ月 [父のがん]
月曜日に妹から電話。
主治医が、現状を説明したいとのこと。
火曜日 17:00 に時間をとってもらうことにして午後休病院に行った。
弟妹と弟の奥さんと僕、4人で聞いた。
いきなり「あと1ヶ月です」と言われた。
これから鎮痛薬を増やしていくと今以上に意識レベルが下がって眠った状態になってしまうので、
今のうちにあわせたい人がいたらあわせておくようにとのこと。
そういえば、両親が「腰に放射線を当てている」と言っていたのは実際にはそけい部の痛みに
当てていただけで、腰は内臓が多くあるのではなから放射線を当ててないそうな。
あとで、母にどんな話だったか聞かれたので(父の前で)
・放射線治療も抗がん剤治療もしない
・今は、鎮痛薬を投与で鎮痛だけして様子を見る
と、両親も理解している現状だけ説明して、あとどれくらいという話があったことは言わなかった。
ただ、そのあと
「何か言い残したことはないか?」と父にしつこく聞いたりとか、自分が気がかりだったことを話したりして、父ももう家に帰ることはないだろうとは思ったのかもしれない。
父は、おとといあったときよりもしゃべってることははっきりしなかったが、内容はおとといよりも
ちゃんとしていることが多かった。ほとんどがつじつまの合う話だったが、ときおり「トラクターは・・・」
とトラクターの話が出ていた。
土曜日に、あの中古のトラクターの処分を知り合いに頼んだらしいがそのことが気になっているようだ。
最初に、末期がんであることを知らされたときよりも、あと1ヶ月といわれた今回の方が涙が出た。
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