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LDAP 設定・管理・プログラミング [読書]

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10章の Perl によるプログラミングの部分を除いて読了

表紙は違うけど、この↓動物の表紙の本の日本語訳みたい
LDAP System Administration
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以下、この本でなくて、LDAP について思ったこと(かなりの独断と偏見を含む)のメモ

LDAP のいいところは、データを集中管理できるところ。
アドレス帳として使う話がよくなされているけど、電話帳としてだけ使うなら LDAP はややこしい(RDBMS とかに保存したほうがいいんじゃないか?)。
ツリー構造になっているのはおまけ。OU によるセキュリティ分割のことばっかり考えてると、LDAP が何で便利かわかんなくなってくる。
スキーマ拡張も(それは、アクセスするアプリを作る事を意味するので)安易にしないようが良い。

標準で決まっているスキーマ(object Class) があるので、それにデータ投入する
・ユーザー inetOrgPerson, posixAccount, shadowAccount, sambaAccount, inetLocalMailRecipient
・グループ posixGroup
その他、↓DNS ゾーン情報とか、
・DNS Zope dnsZope
ホスト情報、マウントマップ・・・あらゆるものが LDAP で管理できるようになってるけど、無理に何でも LDAP に置く必要なし。

LDAP の仕組み(プロトコル)がすばらしいというよりは、標準に従って、いろいろなソフトが LDAP からデータを取ってくるようになっていることが良いところ。
アクセスするソフト(モジュール)が LDAP に対応してないと意味ない。

Solaris/Linux/FreeBSD でユーザーアカウントを LDAP を参照したい場合
・NSS (nsswitch.conf) で、NIS マップみたいに、データ元が LDAP だよーと指定
・PAM (pam.conf) で、LDAP のデータで認証するよーと指定
の設定をする。

少しだけ、LDAP がわかった気がする。


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