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時給のことを言ってはいけない [日記]

やねう企画の社長 やねうらおさんの日記経由
http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20060304#p1
無学歴、無職歴、無実力のニートが年収500万円の正社員になる方法
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20060227

ニートではなく、新卒で就職する場合でも同じことがいえるんでは。
IT 業界というのは、全業種から比べると収入はちょっといいけど、時給にすると最低という業界らしい。私は中小企業に入ったので、大手に比べれば給料は悪いし、残業も青天井ということはなく「時給にしたら XXXX のアルバイトより安い」という愚痴は、そこここで聞かれた。
私はというとプログラマーは大学の専門外なので、学歴は話のネタにこそなれ、なんのアピールにもならないし、2、3年で挫折しておめおめと獣医関連の仕事をするのだけは避けたいし、そもそも愚痴は聞くのも言うのも滅入るたちだったので愚痴は言う気がしなかった。
(みんな、そんなにいやなら辞めれば良いのに、と思ってた)

最初の会社に居るときに、漠然と思っていたのは、
・一番大事なのは、ソフトウェア開発会社で X 年勤務と職務経歴書に書ける、ということ。
・次に大事なのは、会社がなくなっても困らない技量を身につける、ということ。
ということかなぁ。

「会社がなくなっても・・・」と思うのは、絶対になくならない大企業でなく、吹けば飛ぶような中小企業にいたおかげかもしれない。

会社を辞めようと決めたのは入社8年目くらいだったと思うけど、ある日突然
「これ以上、この会社にいると会社が無くなると困る人間になってしまう」
と思ったからだった。
そのころ子供が1歳を過ぎたばかりだったけど、この子が幼稚園(保育園?)に行くようになったら、ますます会社を辞められなくなる、これが最後のチャンスだ!というのもある。
結局、次のあてもなく会社を辞めたときには上の子が2歳前、下の子を妊娠中だったので周りの人も心配したと思うが、今思い返しても、あのときが最後のチャンスだったんだと思う。

「会社を辞める!」と言って、なぜかと聞かれたときに、
「給料が安いから」と言ったら、主任になってちょっと時給が上がったり、
「そりの合わない上司がいるから」と言ったら配置換えになったりする人たちは居たが、
私は、とにかく辞めるの一点張りで会社の人たちは、さぞや困ったことだろ。


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