ネットの暗黒面を語る人たち

梅田さんの本を読んでいると
「ネットには善と悪がある。ネットの善を信じて世界を良くして行こうという　Google のような人たちがいる一方で、旧主派の人たちは何かって言うと、悪に焦点を当ててネットを批判している。」
という話をことある毎に書いていて、梅田さんも、
「世の中、どこでも善悪の両面があるし、楽観主義で、ネットの善で世界を良くして行こう・・・」
みたいなことを言ってる。

確かに、インターネットで暮らしていない人たちの中でネットを批判している人はいるが、
科学的な根拠を元に、文章に残る形で述べている人は少ない、と思っていたが・・・

このおじさん↓（正高信男）はすごい！
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/421822
この人は、欧米式の個人主義を好ましいものとして捉えているんだろうか
「父親力」なんてこれまたひどそうな本をだしてるので、そうも思えないが。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121016300/250-4571666-6159449
基本的に、日本が世界に誇るケータイ文化というのを文化としてまったく認めてない。
そもそも、「ITは欧米由来のものだから日本で使ったら害がある」って、んなあほな。
じゃ、日本が世界に誇るそろばんを使えってことか？B29 と竹槍の戦いだな。

よかった、とりあえず批判記事あり
http://d.hatena.ne.jp/kgotolibrary/20050902/1125628250
このひと↑のほうが、若い（まだ学生）けどよっぽどしっかりしたことを言ってるよ。

ゲーム脳の人もすごいが、こちらはかなり有名なので特に説明の必要はなかろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%84%B3
最初は、ゲームを批判していたのに、携帯、パソコンと発展してきている。
パソコンでプログラミング中はアルファ波が出ている・・・だからゲーム脳になっているんだそうだ。
やばい。

ちなみに、小学一年生の息子は、担任の先生に
「ゲームしたり、TV見たりばっかりしてるとゲーム脳になる」
と脅されて、ちょっとびびってる。
おかげで、TVをだらだら見たりしないし、どうぶつの森も１日１時間ではいくらも進まなかろうと思うのに、ちゃんと母親との約束を守っているようなので、特に否定はしないが、教育者はあまりいい加減なことを言わないで欲しい。

この人たちよりすごい人っているかな？