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週刊東洋経済2023年3月4日号 [読書]

1つ前のエントリーで、ラックの特別損失のことを考えたが「システム開発」「特別損失」で検索すると、システム開発で億単位の特損を計上する例が頻発しているらしい。
恐ろしい。

週刊東洋経済の 2023年3月4日号を読んだ。
https://str.toyokeizai.net/magazine/toyo/20230227/

日経コンピューターの「動かないコンピュータ」みたいに失敗した事例が出ているのかと思ったが違った。
事業会社で(社内発注も含め)発注側として何もわからない役職者にシステム開発って、こんな感じにやるんだよーと解説するような記事だった。

- 丸投げはだめで要件定義や受け入れテストには積極的に関与していくんだよ
- 大手に頼むと単価高いけど広範囲のことをやってくれる、中小だとそれよりは安いけど、得意なことと得意じゃないことがある
- 請負と準委任と派遣の違い

業界では当たり前だけど発注側としては最初からちゃんと把握しておかないといけないことなので、そういうありとあらゆることが説明してあるのは良いんじゃないかな。
最低限の知識だけでも、読むの大変だけど。

あと、
- システム部門に雑用を頼む人は嫌われちゃう
とかも書いてあって、この記事の対象読者からしたら
「え、そうだったの」
みたいに思うことも多いんだと思う。そしてプロジェクトがうまくいかない要因の1つなんだろうなぁ。

記事を見たら、アジャイルはそうじゃないとか色々言いたいことがあるひともいると思うが、右も左もわからない人が最初の会議に望む前に、最初に読んでおくには良いのではないかと思った。

(ただ、週刊誌なので、たまたまこの号を読んですぐに役に立つ人がどれだけいるか?週刊誌って難しいな)

記事を読んで、システム開発って、年々高度化する中、成功させるの難しくてリスキーだなって改めて思った。
週刊東洋経済 2023/3/4特大号(文系管理職のための失敗しないDX)


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