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近藤誠先生が亡くなった [日記]

最初に、近藤先生の「患者をガンと闘うな」を読んだ時、
「この先生は、ちゃんとしたことを言っているのにずっと講師なんて、大学病院ひどい!」
と思った。
その時は、少なくとも自分には参考になることが書かれていたという記憶。
その後、ガンの検査のしすぎ、切り過ぎ、抗がん剤使い過ぎは改善されたと思う。

僕の義父と父は、20年くらい前に、相次いでガンで亡くなったが、患者本人への説明もなされているし
無理な手術や抗がん剤使い過ぎて寿命を縮めたりってことがなくて、近藤先生の問題提起が反映されているように思った。
QOL という言葉を知ったのは、近藤先生の本だったかどうか忘れたが、QOLと聞くたびに、あの本のことを思い出してた。

ところが、なぜだかよくわからないが、その後近藤先生は
「ガンには何の処置もしてはいけない」
というように言うことが変わってきてしまったようだ。
https://toyokeizai.net/articles/-/358342
人間、そんなに変わってしまうものなのか?
僕が読んだ本では、何でもかんでもガン治療しちゃいけないとは書いてなかった記憶。
同様のことを、近藤先生が専任講師をしていた時に放射線科にいた方が書かれていた。
https://note.com/adultspotdiffer/n/n0aa8bc040341

あまり医者が医者のことを批判しないもんだが流石にこれをほっておけない人もいるよなぁ。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/cr/201604/546480.html

謎は解けないが、近藤先生が亡くなったことで、少してもガンの標準治療を受けてくれる人が増えればいいなと思う。
かみさんの意見では、
「近藤先生に続くトンデモ医者はいくらでもいるから変わらないよ」
とのこと。
素人目に見てもおかしいと思える医者が本を書いたりセカンドオピニオン外来できたりして、責任を追ってないことを考えるとそうかも。
消費者庁でなんとか取り締まれないもんかなぁ
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