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55歳になってしまった [日記]

小学生の頃、サラリーマンの定年は55歳だった。
なので、なんとなく
「自分も55歳まで働いたら終わりなんだろうなぁ」
と思っていた。
うちは農家だったので別に何歳まで働いてもいいんだけど、一家の家計を支えるほどの働きをするのは 55歳までで、そっから先は隠居して、家の手伝いみたいなポジションなんだろうなぁと漠然と思っていた。
その歳になってしまった。

老眼は厳しくなったし、長時間集中すると疲れるようになってしまった。
定時を過ぎると疲れて、晩飯前にうとうとしてしまっていることがあって、とてもじゃないが複業なんてできない。
55歳が役職定年という会社も多い。
これから、衰えていく一方なんだろうなぁとは思う。

仕事のプログラミングってそんなに難しくない(基本的にはフレームワークを使って HTTPリクエストからレスポンスを返すだけ)し、体力勝負の肉体労働でないので、まだまだ仕事としてのプログラミングはできそう。
役職者ではないので、役職定年も怖くない。
定年は 65歳だけど、会社に退職金はないし、65歳から先も働こうと思えば働けそう。
定年という区切りに意味がなさすぎて
「定年まで頑張って働こう」
という感じがしてない。

一方で、55歳っていうのは、そういう定年とか引退とかを意識する年齢だなと思う。
定年や隠居や死が遠い未来でなく近くて想像できる未来になった。

就職した時には 24歳で、30歳過ぎた頃にはプログラミングしないでマネージメントやってないと生き残れないよとか、35歳定年説とか言われてて、入社する前から
「自分は一時の気の迷いでプログラマーになるけど、3年くらいしたら挫折して獣医になってるんだろうなぁ」
と、薄々思っていたのと全然違う未来になっていて、将来のことなんてわかんないもんだなと思っている。
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