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銀行の就職が人気だった時代から30年 [日記]

自分が就職活動していた時、銀行は業種で一番上だったと思う。
初任給は、他業種含めて一律になっててあまり違いないけど、
30代後半には差がついてきて 50代には、銀行内で部長か、
そうでなくても、取引先の出向でそれなりのポストが与えられるという話だった。

合併したせいでポストも少なく、株式の持ち合いも無くなったので、出向を受け入れてくれる企業もない。
最近、銀行の人気なくなっている・・・だけならまだしも、給料もそんなによくないらしい。
50代は、ポスト不足で早くやめてもらいたいらしい。
ひどい話だ。
子供が大学に入って、まさにこれからの数年間こそお金がかかるというときに。

これまでやってきた仕事は、結局のところ組織内の足の引っ張り合いか、
システム関連でトラブルが発生したら、できるだけ自分に被害が及ばないように他人に押し付けるか、
証券会社の投資信託を年寄りに売りつけるか・・・
外から見てるからかもしれないけど、楽しそうとかやりがいとか感じられる要素がない。

就職勝者だったはずの人たちが、振り返ってみるとあんまりいいことなかったなと思うと気の毒で仕方ない。
日本の大きな損失だったなとも思う。

以前ほどではないにしても、いまだに銀行の就職人気が高いのは
親(僕)の世代が「立派な会社に入ってくれた」と喜ぶからではないかと思うので、
就職を控えた人たち、親の進めにしたがって銀行に行かない方がいいと思う。
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