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形態素解析器 Awabi.jl と、初めて Julia を書いた感想 [julia]

これは Julia Advent Calendar 2021 https://qiita.com/advent-calendar/2021/julia の3日目の記事です

昨年は、 mecab の辞書を使った形態素解析器 awabi を色々なプログラミング言語で書いてみました。
https://nakagami.blog.ss-blog.jp/2020-12-02

今年は、「プライベートな時間でJulia を書く」を年始の目標を掲げました。
https://nakagami.blog.ss-blog.jp/archive/20210101

・・・ということで、Awabi.jl を書いて https://github.com/nakagami/Awabi.jl
JuliaHub に公開しました https://juliahub.com/ui/Packages/Awabi/BwiBs/0.1.0

Julia は、クラスとかメソッドとかはないものの、引数の型によるディスパッチとコンストラクタはあるので、python で書いたもの https://github.com/nakagami/pure-pyawabi を真似ればできるだろうと思い、実際そうだったんですが、やはり移植に際しては、配列が 1始まりなのが難しかったですね。
わかっていても、(あ、ここもひとつずれてる)ということが何度もありました。

Python の 数値計算、統計処理のライブラリに追いつき追い越したいと考えている他言語のライブラリはたくさんあるようですが、書くことの簡単さと実行速度とのバランスとか、他言語のライブラリを使えるようにしているところとか、バランスが絶妙で、この分野を Julia が、置き換えていく可能性はあるなと感じました。
何しろ、 Julia で書いた部分が速いので。

ただ、データサイエンティストでない僕のような Webプログラマーは、仕事で使うことはあまりないだろうとも思いました。
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