SSブログ

大学4年の息子の近況 [家族]

この日記を10年間読んでいる人がいたらご存知だと思うが、幼稚園の年少の頃から、息子は何らかの学習障害に違いないと思っていた。
実際、幼稚園の園長先生には大学病院での診察を勧められた。
そういう診察の予約は待ちが長いらしく、診断できたからと言って治るわけではないので、「ま、いっか」ということで、結局、診察を受けたことはなかった。

息子は、随分と立派になったが結局20歳すぎても本質的な部分は変わらず、三つ子の魂百までっていうのは本当だなぁって思う。
大学入ってから通学定期は3〜4回落とし(それは毎回奇跡的に戻ってきていた)忘れ物も多いようだ。
長年の自分の気質から編み出した技だとは思うが、ノートの撮り方もおかしなことになっている。 https://nakagami.blog.ss-blog.jp/2018-06-02

大学に無事入った時に、単位を落として1、2年留年することがあっても、それは仕方ないと思っていた。
一番心配したのは大学の数学に興味が持てなくて辞めてしまうことだったが、次に心配したのは履修届の出し方を間違えたり、テストの日程を間違えたり、名前を書くのを忘れたりして留年することだった。
結局、履修を間違えることなく、名前もちゃんと書いて、留年することなく、あとは卒業研究の単位が取れれば卒業できそうである。

社会人として働くには未熟すぎて、修士であと2年 モラトリアムの時間を過ごした方がいいんじゃないかと思って勧めたりしていたのだが、親に気兼ねするのか、中学時代の友達が学部で就職するからなのか、大学のクラスメートと比較して自信が無くなったのか、頑なに進学を拒否し、無事内定をいただいて4月には就職することになりそうだ。
学校の先生だったら生徒の成績の入ったUSBメモリを紛失しちゃうようなタイプの人間なんだけど、大丈夫だろうか?

親としては不安ではあるけれども、いつかは就職しないといけないし、そういえば僕も、大学を卒業する時に、
「進学なんてとんでもない。もう勉強はいいよ・・・」
と思ったから、同じような感じなんだろうなぁと思わなくもない。
30年前に、自分が「プログラマーになる」と言って小さな会社に就職した時、農家の両親は(コンピューター好きなのは知っていたが)息子がわけわからないことを言い始めて、さぞかし心配したんだろうなぁ、というようなことを考える今日この頃。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント