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形骸化する葬儀 [日記]

昨日は、先月に亡くなった伯父の四十九日の法要、要するに納骨だった。
埼玉に住む伯父とその奥さんの実家はどちらも愛知なので、葬式の時には、
「遠いから親戚に来てもらうのは申し訳ないので・・・」
と言っていたが、みんなが
「呼んでくれたら来ますんで」
と言っていて、再度親戚が集まることになった。

都会の墓地での納骨は、曹洞宗とはいいつつもいい具合に形骸化していて良かった。
(スポットで呼ばれるお寺の経営は大変だろうなぁなどと思いつつ)

宗教的な儀式は形骸化しつつ、食事をしながら故人を偲んだり、従弟同士で遊んだ思い出を話していて、これでいいんだ、と思って少し安心した。

宗教は、世界的にもどんどんすたれていっているらしい。
今僕に大切なのは、できるだけ長生きして、葬式をするときに、宗教的な儀式が思いっきり形骸化することを待つことだな。

普段、スーツを着ないのに礼服を来たからなのか、
献杯で普段飲まない日本酒を飲んだからなのか、
従弟やおじおばが衰え死んでいく想像をして寂しくなったのか、
それとも、ただ単に自分が年をとったせいなのか
ゆっくり出かけて、会食して三時過ぎには帰宅していたのに随分と疲れた。
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