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令和対応で不具合 [プログラミング]

振込予定日が、本来 2019-05-07 と出るべきところ 1989-05-07 と出る不具合が発生しているそうで。

北陸銀行の、このお詫びだけでなく、
https://www.hokugin.co.jp/info/important/archives/personal/2019/1625.html
類似の不具合が、 NTT データの基盤の上に乗っている地銀で発生していて、地銀で共有している NTTデータの基盤以外にも、同じようなことが発生している?

内部的なデータを、和暦の年月日で持っていて、令和1年5月7日振込を、平成1年5月7日と判定してしまうための模様。
平成の間の処理で、振込期日(返済期日)が令和になるときの表示がおかしいけど、ATM を操作した日が令和(5/1以降)だと、ほっておいても正しく表示されるんだと思う。
そうはいっても
「ああ、表示だけの問題だし、ほっておけば、5/1には直りますよ」
とは言えず、中の人は10連休がなくなってしまったのかな。

内部的に、(おそらく元号なしの)和暦で持っていて、和暦→西暦変換してるとは思わなかったが、今回の新元号対応した人たちにはどうしようもないことである。

やれ、下請けがコード書いてるだの、開発力が、だの言われているが、今回のは、テスト環境が制限されていたんだと思う。
末端のソースコードを修正していた人たちは、机上でそれっぽいところを修正しても、気軽に動作確認できるテスト環境がなかったのではないか。

そうじゃなければ、見てみたら一瞬でわかるような不具合に気づかないわけないと思うのだが・・・
もしかして、ATM 機器側で修正しないといけないものがあったの気づかなかったのかな?
ローソンの ATMだけらしいから、間違った西暦に変換してるのが ATM側のせいだとすると、それはきついな。

いずれにせよ、こんなぱっと見ダメってわかるような不具合が銀行システムで見つけられないというのは、日本の IT業界、大変なことであるな。


(追記)お、これは、原因わかってる表示の不具合なので休出しません。なのかな。そうだといいな
https://togetter.com/li/1342653
https://www.sankei.com/smp/economy/news/190429/ecn1904290002-s1.html
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