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都会っ子で私立高校の息子ずるい。田舎出身の県立高の子頑張れ [家族]

自分の息子を見ていると、やっぱり昔の自分のような田舎の高校生と環境が違うなぁ、と思う。
僕は両親は高卒で親せきに大学に行った人はあまりいなかった。
地元の県立高校に進学したら、自助努力で大学へ行けという雰囲気。
進学クラスがある一方で商業科や家政科が併設されているし普通科で専門学校に行く子も結構いた。
通えるところに予備校がなかった。そもそも自分は小中高と学習塾に通ったことがなかった。
みんながみんな「大学にいくぞー!」という意気込みでもなく、大学に行くメリットもあまり感じなくて、僕もわけわからないまま大学目指して自分なりには頑張ったつもりだったが、所詮、田舎の子の考える頑張りだったと思う。

息子は都会の私立高校で、大学受験のサポートが(少なくとも僕の出た田舎の公立高校よりは)手厚かった。
両親は大卒で大学に行くのは当たり前と思っている。生徒もみんな大学に行くのはあたりまえと思ってて、そりゃ心構えが違う。

そして、なによりも通えるところに有名予備校の校舎があって名物講師の講義が受けられたのがずるい。
やっぱ、教えるのうまいんだなーと思うのと同時に勉強する楽しさを教えてくれてたと思う。
MOLECULAR FRONTIERS SMPOSIUM というのに参加したのも予備校の講師の紹介だった
http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2016-10-10
地方の県立高校のほうが、実験なんてやらずに無味乾燥な詰込み授業だったと思う。

そういえば、学校の企画で高校2年の夏休みに短期の語学留学に行った。
息子にとっては受験英語には役立たなかったかもしれないけど、とてもいい経験だったと思う。
自分の高校の頃なんて外国人を見ることだってほとんどなかったのに、都会の私立高校生ずるいと思った。
(行かせてるのは俺なんだけど)

田舎に住んでいて、東京のハイレベル国立に合格した同僚の Kame-chan は、本当にすごいと思う。みんなもっと Kame-chan を尊敬したほうがいい。

中国人留学生 http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2017-07-26 と同じく
「地方から来た同級生にも親切にしてあげてね」
と息子には言っているんだが、息子曰く地方出身者はあまりいないらしい。
そして、たまーにいる地方出身者は中高一貫校だったりして
「それ、私立の進学校じゃねーかよ」
とうい状態。
田舎の県立出身の子もいるはず。頑張ってほしい。

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