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オバマ大統領のヒロシマ訪問 [ニュース]

率直に言って、現役のアメリカ大統領がヒロシマを訪問するのが、そんなに大変なことなんだろうか?と最初にヒロシマ訪問が決まった時に思った。

日本人の感覚としては、原爆を落とした国の大統領は謝罪しろ・・・
という感覚ではなく、駐日大使や国務長官が慰霊に参加された時も
「よくいらっしゃいました。一緒に慰霊してくださいな」
という感じだったと思う。

今回、アメリカ国民や日本国民の反応を見ながら、就任中にヒロシマ訪問するに至った。
確かに、オバマさんの次の大統領が誰になるかわからないが、オバマさんの時期を逃したら現役大統領がヒロシマ訪問する可能性は、しばらくなかっただろう。

オバマさんが就任してすぐに核の縮小を表明してノーベル平和賞をとったのに、その後核の縮小は全く進まず、今回の伊勢志摩サミットにも核兵器のスイッチ(フットボールというらしい)が持ち込まれた。アメリカ大統領といえどもなんでもできるわけではなく、歴史の流れを変える影響力をちょっとだけ多く持っている程度らしい。

オバマ大統領のスピーチは、事前によく勉強して練られている印象を受けた。
原爆資料館には10分の訪問だったそうで、10分で何ができるかという声もあったけど、アメリカ側がなんとか行きたいということで10分の時間を確保したそうな。
献花して、被爆者にあって、演説をして・・・短い時間にできる限りのことをしていたと思う。
現役大統領とか関係ないやろ、と思っていたが、日本や海外の報道を見て、現役大統領が訪問するのってすごいことなんだなぁということを実感した。
それだけに、訪問の調整するの大変だったんだろうなぁ。

就任期間の最後に、オバマ大統領は日本人に最も印象深いアメリカ大統領になったと思う。
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