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部長ならできます [日記]

転職の面接の時に
「あなたは弊社のために何ができますか?」
という質問に
「部長ならできます」
と答えた、というバブル崩壊時の有名な噂、どうも本当ではないらしい。
それは経済が下降しているときに、それに気づいてないおじさんをおもしろおかしく見せるための脚色だと思っているのだが、20年経ったいまでも
「プログラムは書けませんがマネージメントはできます」
みたいなマインドを変えられないひとは多くいると思う。
「プログラムは書けるけど、会社のためには自分はマネージメントするほうがより価値が高い仕事ができます」
ならわかるけど。

以前ある人が転職してきた直後に
「書けなくてもいいですけど、これから○○(プログラミング言語)のコードは
読めるようになってコードレビューはできるようになってください」
と言われていたのを聞いていた。しかし、結局(そのあと数ヶ月で)辞めるまでコードレビューをすることはなかった。
プログラミングの素養はあったはずなので、コード読まなくてコードレビューはしないにしても、具体的なデーター構造や処理手順で、アドバイスはできそうなもんだったが、そういう話にはならず、結局 IT 土方の Excel シートによる工数管理みたいなのしかしてなかったように思う(実際には同じプロジェクトをしていたわけではないのでどうだったかは知らない)

プログラミングを誰でもできる簡単な仕事で、俺のやる仕事じゃない、という考えを持つのは1つの文化なので完全否定はできない。そういう職場で僕ができる仕事はないなぁと思うけれども、まだまだ
日本の SIer でそういう仕事で飯を食えているところは多い。

大変申し訳ないけど、今の若い人達が僕の歳になるころには、そんな話は通用しないだろう。しょうがないから、僕と一緒に地を這いつくばってプログラム書こう

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