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速く書くのではなく間に合うようにする [プログラミング]

「nakagami さんはプログラム書くの速いので・・・」
と、仕事の中の会話の中で言われたことがあって、(うーん、なんかそれ違うなぁ)と思ったことがあった。書く速度でいったら普通だし、僕よりもっとちゃんと、速く書ける人はいっぱいいると思う。

僕が常に「間に合うようにするにはどうしたらよいか」ということを考えているのが、速く書けてると感じられているのではなかろうか。
仕事としてプログラムを書いている以上は、間に合わなければどんなに立派なプログラムでも意味がない、と思っている。
機能が足りなくても、テストが書いてなくても、さらに状況によってはバグがあっても(そのバグが把握できているのならば)間に合わない立派なプログラムよりも、間に合う不都合のあるもののほうが、100倍ましだ。

時には、不具合だらけで仕様も満たしていなくも、本当に大切な部分がかろうじて動いて、ビジネスとして破綻しないためには、どうすればいいだろうか?そんなことをいつも考えている。

僕が書くプログラムは時には粗雑で、その場しのぎで、
「こんなゲームじゃおもしろくないからダメですよ」
みたいに言われたこともある(実際それは作り直しになった)。
しかし、でき上がってみないとソフトウェアの評価なんてできなくて、そのダメなのだって、僕が形にしなかったら、ダメかどうかなんてわからなかったわからず、いつまでも、素晴らしいヒラメキで右往左往して完成しなかったろう。僕は、あのとき一旦完成したものがダメだしされたことで、僕のやり方は間違ってないと思うようになった。

今思えば、僕が社会人として最初に入った会社が工数管理に厳しくて、15分単位に作業時間を計測してた。
そして、その後に転職を繰り返すたびに「えっ、こんなにいい加減でいいの?」と思うことが多かった。ソフトウェアは、製造業とは違うので、最初の会社のあれはあれで色々と問題あったのだが、一方で、いわゆる Web 業界(特に自社サービスを提供している会社)は、理想ばかりを追求してると、何も進まないのではないかなぁ、と思うところ。

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