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結婚と入社ってちょっと似てるなぁって思った [日記]

前職で知り合った W さんは、奥さんがいて子供もいるのだが入籍してないんだそうな。
(だから奥さんではない)
当然ながら、周りからはどうして入籍しないんだと言われるそうで、僕もそう思う。ただ、ちゃんと認知もしてるし普通に夫婦として暮らしてるので、子供の権利は守られているし、違いはお父さんとお母さんの名字が違うことくらい。
そう考えてみると、婚姻届って、お役所が夫婦として認めてくれてるだけで、本人同士の関係が実質的な夫婦であることのなんの証にもなってない。
#だから偽装結婚とかある
世の中には、とっくに壊れてる婚姻関係もあるし、夫婦以上に仲睦まじい パートナーもいる。婚姻関係にあるというと、相続財産を受け取る時に有利にってだけで生きてる間のメリットってそんなにないんじゃないの。
ただ、世間一般に(親の手前とか)納得させやすい。
「婚姻届出してるから2人は夫婦」
と周りも自分も思ってるっていう気分的な面が大きいんじゃないかなぁ。

同じく、正社員になるってことも気分的な面が大きいんじゃないかと思ってる。
いまどき、正社員だって会社がいつどうなるかわからないことを考えたら十分不安定だし、
「やったーっ、正社員にしてもらった」
という気分の面が大きいんじゃないかと思う。
今まで、正社員の期間とそうじゃない期間が半々くらいあるが、正社員でいる間も、(ITバブル崩壊以降)いつ倒産するやもしれぬ不安定さにドキドキして、その都度ボーナスが出なかったりして
「どうせ潰れるときは潰れるんだったら正社員のメリットないなぁ」
と思っていた。
逆に、フリーの時だって、一緒に仕事をしてる人や、お金を貰ってる会社のために頑張ってたつもり。
#ここでは、正規雇用と非正規雇用の収入の違いは別の問題とします
まぁ、僕がいつ潰れてもおかしくないような会社にしかいなかったせいもあるかもしれないけど、あらかたの会社ってそうじゃない?会社潰れなくても、今どきは結構な大手もリストラするし、JAL みたいな会社も潰れるし。

ただ、結婚も入社も、そういう法律が補強してくれる気分の問題は大事だよなぁ、とは思っている。

ああ、そう考えてみると親子関係も同じか。
法律上は、僕には子供が2人いるわけで、今は一緒に暮らしてるけど死ぬ間際に、
「僕にも子供がいるんだけど、もう30年も会ってない」
みたいにならないといいなぁ・・・
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